レッドブルがスーパーGTに進出!! 飲料メーカーとレースカーとの深い関わりとは?

飲料メーカーが彩った懐かしのマシンたちにも!!

ここからは少し懐かしいマシンたちを紹介しよう。国内では飲料メーカーがスポンサーについていたことが1980年代〜1990年代はよくあった。

■真っ赤なコカコーラに若者は熱狂
1980年代初頭に多くの若者が燃えたのがスーパーシルエット。富士スピードウェイでの富士グラチャンの前座レースだ。レース当日は東名も中央道も観客のクルマで大渋滞、という今では信じられない時代があった。

そのなかでも記憶に鮮明に残るであろう1台が、1982年の日産のスーパーシルエットのブルーバード。柳田春人氏が乗っていた1台はコカコーラカラー。真っ赤なボディはコカコーラらしいが、一度オートバックスカラーになった後に今度はホワイトのコカコーラカラーに進化した。減速時に真っ赤なボディにも負けない、アフターファイヤーを噴くクルマに若者は熱狂したもの。コーラのイメージにピッタリな青春の1台だ。

■”ピクニック”でルンルン気分!?
時代は変わり1990年代。フォーミュラ・ニッポンに参戦していたのが1997年のSHIONOGI・NOVA号。SHIONOGIは塩野義製薬を指していて、ボディのサイドにはビタミン剤の”新ポポンS”のロゴ。ビタミンカラーの黄色のボディで当時は「ポポンS号」なんて言われていた。

そんなポポンS号だが、よく見るとカウル上部には”Piknik”の文字が。これは森永のパック飲料”ピクニック”のロゴ。この頃はメーカーも販促にモータースポーツを使うことが多くあり、ピクニックガールたちがハイレグを履いてPRをしていた。ちなみに1997年は、後々F1で息の長い活躍をしたペドロ・デ・ラ・ロサがこのマシンで優勝している。

■ポルシェとの相性抜群のあのお酒
ポルシェといえば”マルティーニ”とのコラボを忘れてはならない。お酒のベルモットなどのアルコールのブランドとして著名だが、レース界ではポルシェと始めたマルティーニストライプが有名。ウィリアムズF1でもそのカラーリングを見ることができる。

今回チョイスした写真はマルティーニカラーのポルシェ917K。ル・マンを制した1台だ。マルティーニはブランドイメージにもうるさく、改良型の917/20のあまりにも大柄で美しくないボディに対して、スポンサードしているにも関わらず、自社のブランド表記を許さなかったなんて逸話もある。