首都高横浜北線開通 第三京浜と横羽線直通は“序章”

横浜北線の開通効果。羽田へのアクセスが向上

さて、こうして新たな横浜北線が開通を迎えたわけだが、その最も大きな効果は横浜市北部と羽田空港間の所要時間短縮だ。

新横浜から羽田(空港中央)に向かう場合、従来第三京浜から首都高三ツ沢線・湾岸線を経由して約40分かかっていたところ、北線経由では約30分と10分ほど所要時間が短縮。

新横浜発着の空港バスも北線ルートの選択が可能となり、これによって横浜市民のみならず、横浜を訪れる人々の利便性も大きく向上する。

横浜北線開通前後の比較(新横浜駅から首都高空港中央間)。出典:首都高速道路

気になる今後。東京五輪前に北西線完成で東名までつながる

しかし、今回の北線開通は、まだ“第一段階”にすぎない。じつはネットワーク効果がさらに見込まれるのは、『首都高横浜北西線』が開通した時なのだ。

北西線は、東名高速の横浜青葉ICと横浜港北JCTを結ぶ路線。つまり、北西線が完成することで、北線と併せて東名・第三京浜・首都高横羽線までが一気に接続するのだ。

菅官房長官は、「北西線の2020年東京五輪前の完成に向けて、昨年の補正予算で予算措置も制度措置もしっかり行っている。(北西線の完成によって)横浜市は日本全国と渋滞なくして直結する都市になる」

と式典で語った。長年懸案となっていた横浜の道路ネットワークが、東京五輪前に変貌を遂げる。その時はすぐそこまで迫ってきている。

式典には横浜市内の小学生と菅官房長官や黒岩祐治・神奈川県知事も参加。菅氏は、国土交通大臣政務官時代にこの北線の建設計画に携わった張本人でもある