時代別 最高にカッコいい国産クーペ決定戦 117クーペからGT-Rまで

1980-2000年代 GT-Rや86の評価は!?

■1980年代

石川氏が選ぶNo.1/いすゞ ピアッツァ

片岡氏が選ぶNo.1/日産 フェアレディZ(Z32)

国沢氏が選ぶNo.1/初代ソアラ

1980年代のナンバーワンに3人が挙げたのは、石川氏が初代ピアッツァ、片岡氏がZ32型フェアレディZ、国沢氏が初代ソアラだった。

片岡 ピアッツァは考えたけど、ショーモデルに比べて市販車はプレスラインの作りが甘かったなとも思った。

国沢 オレもピアッツァのデザインはいいと思ったけど、あまりにクルマのできが悪かった。いすゞの(乗用車の)終わりの始まりでしたね。

石川 ピアッツァはカッコだけで選んだのだけど、ソアラにしようとも思った。

片岡 ソアラもキレイなフォルムのクーペでしたね。

石川 そう。それにソアラは“高級クーペ”という新しいジャンルを作ったじゃない。

BC 片岡さんが選んだZ32型フェアレディZは、この初代ソアラなどの時代から開きがありますね。

片岡 1989年デビューですからね。平成になった年で、Z32は新しい時代のデザインだと思った。今見てもカッコいい。

BC 国沢さんはこのZ32を1990年代のナンバーワンに挙げましたが、ほぼ1990年代のクルマだったということですね。

国沢 そう。この頃から日本車は大きくなって、デザインもガラッと変わった。

■1990年代

石川氏が選ぶNo.1/トヨタ セラ

片岡氏が選ぶNo.1/ホンダ NSX

国沢氏が選ぶNo.1/日産 フェアレディZ(Z32)

というわけで、国沢氏は1990年代でZ32を選出。石川氏がセラ、片岡氏がNSXを1990年代のナンバー1に選んだ。

石川 セラは、ガルウイングとか、こんな個性的なスタイルのクルマをよく作ったな、という意味でね……。

片岡 俺もNSXは違う意味でよくこんなスポーツカーを作ったと思ったので選んだ。オールアルミボディで、採算度外視のクルマだなぁって。

国沢 ただ、NSXをクーペっていうと、ホンダはちょっと頭にくるだろうなぁ。

片岡 そうなんだよね~。スーパースポーツだから。

BC 今回選んでもらうにあたり、広い意味でスポーツカーもリストに入れました。

片岡 日産がMID4というスーパースポーツを市販化できなかったからNSXが出た時は衝撃的だった。

国沢 1990年代まではいいクーペがいっぱいあったね。

片岡 FD型RX-7も登場したし、クーペのデザインが最先端をいってましたね。

■2000年代

石川氏が選ぶNo.1/日産 GT-R

片岡氏が選ぶNo.1/トヨタ86・スバルBRZ

国沢氏が選ぶNo.1/日産 スカイラインクーペ

2000年代の最高にカッコいいクーペには、石川氏が日産GT-R、片岡氏は86&BRZ、国沢氏はV35型スカイラインクーペを選出した。

片岡 V35のスカイラインクーペは、次のV36クーペよりカッコよかったね。

石川 うん、バランスがよくてキレイなフォルムだった。

BC GT-Rは迫力があってインパクトがありますね。

片岡 どのクルマにも似てない日本車らしさがある。

石川 GT-Rは登場から10年目だけど、今でもオーラがある。デビュー当初はカッコいいと思わなかったけど。

国沢 オレは今でもカッコ悪いと思うけど、存在感はあるし、立派なクーペだと思う。

片岡 俺の選んだ86/BRZは不本意なんだけどね。

石川 86は若い人に乗って欲しいならもっと安くていいし、じゃあオッサンが乗って似合うかというと……、中途半端なクーペになったな。

片岡 ええ、デビュー前の期待度が大きかっただけに少し残念なところはあるけど、クーペのない時代に登場してくれたことを評価しました。