R35型 GT-Rの最終モデル、フェアレディZニスモの情報をキャッチ! どちらも争奪戦になること必至の2台を詳報!!! 2023年は日産のスポーツカーが日本を席巻!??
※本稿は2022年9月のものです
予想CG・文/ベストカー編集部、写真/NISSAN、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2022年10月26日号
■日産 R35 GT-R(2023年夏登場予定)
●大型GTウイングを装着した最終モデルが来春登場!
オーダーを停止しているR35GT-Rだが、もう絶対に買えない、というわけでもない。小改良を加えたモデルが来年春に登場する。
外装のスキンチェンジの噂もあったが、最新情報ではリアウイングがスワンネック型に変更される以外はほぼ継続とのこと。
とはいえ、スーパーGTのイメージを主張するリアウイングの変更だけでも印象はかなり変わるはず。新色の追加もあるだろう。
エンジン、足回りなどにも細かな改良は加えられる。
そもそも10月からの騒音規制に対応させるための改良だから現状のままでは販売できず、なんらかの手が加えられる。
もちろん、性能アップは必須条件で、純ガソリンエンジンのGT-Rは最後となるだけに、激しい争奪戦となりそうだ。
■日産 フェアレディZ NISMO(2023年夏 デビュー)
●スーパー耐久で鍛え上げた走りを移植
発売を開始したばかりの新型Zにニスモバージョンが控えている。発売から1年後にあたる来年夏頃の登場となりそうだ。
内外装にレッドをアクセント色とした専用装備を装着し、サスペンションとブレーキを強化してポテンシャルをアップさせるのは従来のニスモバージョンと同様だ。
だが、新型Zでは405psのV6、3Lツインターボをパワーアップしてくる可能性もある。もちろん、9ATのほか6MTも設定される。
新型Zはスーパー耐久レースへの参戦を開始しており、レースの実戦で得られた技術的なノウハウをニスモバージョンに投入。
また、ニスモではレース専用車となるGT4車両の開発も進めており、そちらの知見も生かされることになりそうだ。
つまり、これまで以上にレーシーで本格的なニスモバージョンになるということ。ノーマルの18インチ&19インチに対してニスモバージョンはより容量の大きい20インチタイヤをチョイス。
それに対応させる足回りの強化もあって、迫力のある走りが楽しめそうだ。
予想価格は800万~900万円。上記GT-R改良モデル同様、こちらも激しい争奪戦になることは間違いないだろう。
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