CX-5はガソリン、ディーゼルどっちがいい? 若手編集者が感じたCX-5の魅力

マツダのSUVのメイン車種となるCX-5。ディーゼルとガソリンのふたつのパワーソースで多くのクルマ好きを魅了している。クルマ好きが気になるのはディーゼルとガソリン、どっちがいいの? ということだろう。今回は仙台への800km往復ドライブで見えてきたそれぞれの個性を若手の視点でふり返りたい。

文:ベストカーWEB編集部/写真:池之平昌信、西尾タクト





高速道路でのフィーリングは?

CX-5はご存じのとおり2.2Lのディーゼルエンジンと、2.0L/2.5Lのガソリンエンジンが存在する。今回はマツダ東北ファンミーティングの取材に合わせ、マツダからディーゼルのXDプロアクティブ、ガソリン2.5Lの25S Lパッケージを借りて東京から一路、杜の都仙台へ向かった。

夜間帯ということもあり東北道の交通量は少ない。運転はディーゼル車がWEB編集部の塩川(30歳でもBCでは若手)、ガソリン車が若手カメラマンの西尾タクト氏。乗車人数はディーゼルが3名、ガソリンが2名(+テントなどの重量物)といった構成だ。最初の休憩地を栃木県の上河内SAに決めて東北道を一気に北上した。

ディーゼルのドライブフィールは圧倒的なトルク感、そしてドッシリしたフロントエンドの重みが高速道路では効いている。クルーズコントロールに身を任せていたらあっという間に栃木県といった感じだ。いっぽうのガソリンも不足はないものの、アップダウンが連続する区間では少し「頑張っているな」というフィーリングを感じたらしい。気になるが復路ではっきりしよう。

休憩地の上河内SAでは餃子の専門店が閉店後で餃子を食べそびれたが、「丼グランプリ」に出品された「ゆめポークステーキ丼」を食べる。「とちぎゆめポーク」を使った丼は最近の「SA/PAご飯」の本格化を感じる。丼にのったオシャレなクレソンを食べつつ、駐車スペースに止まった2台のCX-5を見る。絵になりすぎていてどうにもかっこいい。

ガバッと開いたグリルやボディの大きさを感じさせないデザインは、あえてマツダを選ぶだけの意味があるように感じた。欠点といえばマツダコネクトのナビくらい。これはハイテクが得意な30代でも、いまいち直感性に欠ける。とはいえ、内装の質感、エアコン吹き出し口のプラの塗装技術も高く、輸入車のような雰囲気を受ける。

このクルマがもっとも高価なグレードでも300万円台で買える。「東北に向けてドライブ中」なんてSNSに投稿したら軽く「30イイネ!」くらいもらえそうなおしゃれ感。スーツで乗ってもいいし、おしゃれスウェットで乗ってもいい。背伸びしすぎないSUV、そんな立ち位置がCX-5にはあってもいいのかも。

東北道上河内SAにてたたずむ2台。このデザインは若者の感性にもピッタリ。いまの若者はエクステリアのカスタムをせず、市販状態での「完成形」で楽しむ人の割合が圧倒的に多い

上河内SAの「ゆめポークステーキ丼」。クレソンが出るなんてひと昔前のSAでは考えられない光景

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