「 GT 」は古臭いのか? 過去30年で激減も生き残る高性能の証

日産 スカイラインとマツダ サバンナで繰り広げられた「スカG VS サバンナGT」の構図に胸を躍らせたのは40年以上も前の話。30年前と比べると、「GT」を設定する車種は激減している。かつて高性能グレードの象徴だった「GT」の神通力は健在なのか? 各メーカーが持つ「GT」のイメージから探る。

文:編集部/編集部、NISSAN、MITSUBISHI、MAZDA、DAIHATSU
ベストカー2017年5月10日号





GTの設定は30年前に比べ半減

GTの語源は「大旅行=グランド・ツーリング」の意。そこから転じて長距離を高速で移動できるよう、充分なパワーと快適な居住性を備えた車にその名を与えるようになった。国産で初めてGTの名を冠したモデルは、いすゞのベレットGTである。

国産初のGT、いすゞ ベレット 1600GT

さて、そんなGTの名を持つ国産車だが、30年前の1987年と比べて設定グレードは減っているのか?

以下は1987年と2017現在の各メーカーのGTグレードを持つ車種の数だ

トヨタ/1987年 11→2017年 1(−10)
日産/1987年 2→2017年 3(+1)
ホンダ/1987年 0→2017年 0(±0)
三菱/1987年 4→2017年 0(−4)
マツダ/1987年 4→2017年 0(−4)
スバル/1987年 1→2017年 3(+2)
スズキ/1987年 1→2017年 0(−1)
ダイハツ/1987年 1→2017年 0(−1)

計/1987年 25→2017年 7(−18)

日産、スバルがGTを持つグレードを増やしたほかは軒並み減少。国産にかぎってはGTの数はここ30年で1/3以下になっている。では、国産8メーカーはGTに対してどんなイメージを持っているのか?

次ページ:国産メーカーの多くはいまもGTに好印象!?