あおり運転の加害者にならないための「アンガーマネジメント法」


怒りの感情は6秒で収まる

 もうひとつ知っておくべきことは「怒りの感情は一過性のもの」ということだ。カッとする感情が続く時間はなんと、たったの6秒と言われている。この6秒をやりすごすことができれば、心は自然と落ち着き、あおりたい気持ちも消失させることができる。

 まずはイラッとしたら前述の手順で深呼吸を。ゆっくり時間をかけて息を吐き、息を吸うだけだ6秒をやりすごすことができるはずだ。

あおり運転の加害者にならないために! イラッとした時の即効呼吸法
カッとしたら、何か行動を起こす前に6秒待つという習慣をつけるのもあおり運転防止策のひとつだ

「バンザイ」をすればイライラが吹っ飛ぶ

 なんとかあおりたい衝動を抑えることはできたものの、どうしても腹の虫が収まらないという場合には、クルマを停めて上半身の動きを合わせて深呼吸を行おう。車外に出て立って行ってもいいし、運転席に座ったままでもOKだ。

 まずは体の力を抜いて、両手を広げるようにして「バンザイ」をしよう。その後、背中を丸めて自分を包み込むよう「ハグ」をする。このバンザイとハグの動作を5回繰り返すと、自然な呼吸ができるようになり、リラックスできるようになる(呼吸整体師・森田愛子氏考案)。

あおり運転の加害者にならないために! イラッとした時の即効呼吸法
伸びをするだけで体の緊張がほぐれ、それとともに心の緊張も緩和される

 1.少し顔を上げ、「バンザイ」の姿勢をとり、胸を広げると自然に鼻から新鮮な空気が入ってくる

 2.今度は自分を抱きしめてあげるような感じで、背中を丸めると自然に口から息を吐き切ることができる

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