レクサスが月販50台でもISをやめない訳 実は希少なスポーツセダン!?


■次期型はどうなる? ISが目指す未来とは

この先ISクラスのモデルが消滅することはないだろうが、新型ISが最後のピュアFRスポーツセダンとなる可能性は充分にある

 オンライン発表会の内容からも、新型ISが単なる化粧直しではなく、現行型の完成形を目指して本気で開発を行ったことが伺える。

 最大の目玉は、ニュルでの開発経験をフィードバックした新試験施設「トヨタテクニカルセンター下山」の新テストコース開発一号車にISを選んだことだろう。単に宣伝効果でいえば、オールニューモデルの方が最適といえる。

 それならば、フルモデルチェンジだったのではとの声もあるだろうが、それはレクサス自身も感じているところだろう。なぜならば、トヨタのDNGAプラットフォームには、ISに最適といえるFRプラットフォームも持たないからだ。

 姉妹車となるべき、マークXもリストラされてしまった今、ニーズの縮小するセダンに専用プラットフォームを用意するのは難しい。そこで大幅なブラッシュアップを決断したのだろう。

 しかし、近い将来、少なくとも5年後あたりには、次のシフトがやってくる。それがFRとは限らないだろう。

 近年、トヨタが4WD開発に注力していることからも、CTと基本を共有化した4WDスポーツセダンという可能性もあるだろうし、電動化戦略によりモーターを使った後輪駆動のEVに仕立ててくるかもしれない。

 いずれにせよ、実用的なサイズであるISクラスのモデルが消滅することはないだろう。ただ、ISが最後のピュアFRスポーツセダンとなる可能性は充分にあるため、FRファンなら、今のうちに乗っておきたい一台だ。

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