もう限界!? スタッドレスタイヤは何年使える?


■初めから4~5年で使い切るつもりで乗る

スタッドレスタイヤを保管する時は、事前にタイヤとホイールを洗って凍結防止剤を落とすことが大切(Masteronline2017@Adobe Stock)

 ゴムの劣化はオイル抜けだけではありません。湿気や熱、紫外線などでもゴムは傷んでいきます。最悪なのはベランダや屋外で雨ざらしです。タイヤはあっという間に劣化します。

 理想は暗く温度の安定した倉庫の中ですが、できれば納屋や物置、せめてタイヤにカバーをかけ、できるだけ雨や直射日光が当たらないところに保管するのがいいと思います。

 また保管する時にタイヤはビニール袋に入れるのは問題ありませんが、密閉しないほうがいいそうです。密閉してしまうとタイヤが汗をかいてゴムやタイヤ内部のスチールコードが傷むからです。

 タイヤはよほど大切に扱っても、摩耗やゴムの劣化が起こるので、せいぜい5年くらいが寿命ではないかと思います。

 個人的には1年にタイヤ1本分と考え、4年持たせるように気を遣っています。経験的に言って、それ以上経つと一番怖い氷の路面やツルツルに磨かれた圧雪路でのグリップ性能が期待できなくなります。

 もちろん保管方法、使い方、走行距離などによってもっと長く使えたり、短かくなることもあります。ですから、できるだけ長く使うと考えるのではなく、初めから4年とか5年で使い切るつもりで、上手く扱うのがいいのではないかと思います。

 また、メンテナンスとしては保管する前に洗って、タイヤとホイールに付いた道路の凍結防止剤(塩化カルシウム)をしっかり落としておくことが大切。必要な手入れはその程度です。

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