【フィット、エクストレイル…】大流行のHVより純ガソリン仕様がお得なクルマたち


■レクサスLC

レクサスLC
レクサスLC

今はクーペの売れ行きが世界的に低下して、車種の数も減った。GMのシボレーカマロ、日本から撤退したフォードのマスタングなどは、外観の形状が初代モデルを連想させる。もはや若いユーザーはねらえず、外観が懐古趣味になった。

その意味でレクサスLCは貴重だ。国産クーペは日産GT-R、ホンダNSXを代表に魅力が分かりやすいスポーツ指向だが、レクサスLCは高性能と豪華さを併せ持つ。

パワーユニットはV型8気筒の5Lと、V型6気筒3.5Lのハイブリッドだ。趣味性が重要なスペシャルティカーだから、運転感覚の好みに応じて選べば良いが、ハイブリッドは同タイプをトヨタクラウンにも搭載する。ハイブリッドは高性能で低燃費(レクサスLC500hのJC08モード燃費は、2Lセダンと同等の15.8km/l)だが、レクサスLSの搭載も含めて一般的なパワーユニットになった。

その点でV型8気筒の5Lは、スペシャルティな扱いを受けている。レクサスRC・F/GS・Fと同型で、高回転域の吹き上がりは、大排気量エンジンながらも抜群に機敏だ。エンジン回転数が高まるほど、引き上げられるように回転上昇が鋭くなっていく。機能的な動力性能と安定性はGT-Rが勝るが、スポーツカーの情緒は、V8エンジンのレクサスLCが洗練されている。

そしてV型8気筒エンジンは、環境対応が難しく、今では新規開発をしていない。新しいレクサスLSが搭載するのは、LCと同じハイブリッドと、新開発されたV型6気筒3.5Lツインターボだ。

つまりLCのV8エンジンを新車で買える期間は限られる。だからLCのベストグレードは、LC500・Lパッケージ(1300万円)になるわけだ。

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