中学生の時にひと目惚れし約21年愛し続ける1990年式ユーノスコスモ 20BタイプE-CCSの真実とは?【Bestcar Classic オーナーズボイスVOL.14】


■未来のオーナーのために購入時のチェックポイントや愛車のウィークポイントを教えてください

 走行距離よりもきちんと整備されていて、何よりていねいに乗られているかが非常に大切だと思います。他のクルマもそうだと思いますが、ユーノスコスモもしばらく乗らないと調子を崩しがちになるような印象があるんです。

 どれほど走行距離が少なくて見た目がきれいな個体でも、歴代オーナーの愛情が注がれているかを見極めてください。

 そもそも、ユーノスコスモの中古車のタマ数自体が激減しています。20Bにこだわりたいというお気持ちもあるかもしれませんが、程度を重視して13Bも視野に入れてみてください。

 ……あと、これはお伝えするべきか迷いましたが、中途半端な気持ちでユーノスコスモを買ってしまうと火傷をします。燃費云々とクルマを評価する前に「本当に自分はユーノスコスモを愛せるのか?」自問自答してから購入することをおすすめいたします。

 仮に複数台所有しているとしても「メインはユーノスコスモだよ」といい切れるくらいの気持ちで乗ってください……というのが、ユーノスコスモオーナーとしての心境です。

特徴的なCCSのアンテナ部。ステッカーはオールペイント時にはがされてしまったそうだ
取材後に入手したというGPSSのステッカー。ユニット部に貼った画像を送ってくれた(画像提供:松本和紀さん)

■あなたにとって愛車はどんな存在ですか?

 「家族」です。これまでの愛車遍歴はユーノスコスモのみ。住まいや仕事、伴侶(!)が変わってもユーノスコスモはずっと私と一緒でした。

 たとえば、自分の子どもの調子が悪かったら病院に行って診察してもらいますよね。ユーノスコスモの調子が悪い時に主治医に診てもらう感覚もこれと同じなんです。

 古いクルマだけに部品がないこともあるので、将来「直せない!」という現実に直面する時が訪れると思います。そんな時は「分かりました! 診てみます」といってくださるショップさんを探して、可能な限り直してあげたいですね。

 そのためにもマツダさん、ユーノスコスモの部品の生産および再生産をどうかお願いいたします。

今回、ドアの厚みにも驚いた。閉まる時の手応えも重厚だ

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