「ながら自転車」取り締まりの今は? クルマ界の不思議 6選 [安全・メーカー編]


■スバルはなんでミッションでCVTにこだわるの? 多段ATのほうがスポーティな走りに応えてくれるのに!?

スバルが2009年、当時の5代目レガシィに初搭載したのが「リニアトロニックCVT」。以後、現在のレヴォーグやWRX S4など、主力車種のメイントランスミッションとして採用し続けている。

スバルとCVTとは、1987年に他社に先駆けて乗用車用CVTを量産市販化した初代ジャスティECVT以来だが、ここまでスバルがCVTにこだわる理由とはなにか? 国沢光宏氏は次のように指摘する。

「スバルはDCTとかほかのミッションが使えないからね。まだあのCVTを使っておかないと開発費がペイできないし。問題なのはCVTだから、ということじゃなくてスバルがまだ本気でCVTに取り組んでいないことだと思う。

ヴィッツのCVT車が全日本ラリーでトップタイムを出しているように、ギアレシオを自在に操れるのはCVTのいいところで、ネガである重量や熱対策をきっちりとやればスバルなら“楽しいCVT”を作れるはず。要はスバルのやる気の問題だね」

■ホンダシビック販売的には成功なのか!?

賛否両論、物議を醸しながらも2017年9月29日、正式に国内での販売を開始した新型シビック。

「今さらシビックと言われてもなぁ……」とか「全幅1800mmって、もはや一昔前のアコードより大きい」などなど否定的な声があるいっぽう、「乗ってみたら走りのよさは上々」、「セダン265万円、ハッチバック280万円という価格は、仕上がりを考えたらお買い得」との意見もあり、要は「今の時代、ミドルサイズの4ドアセダン&5ドアハッチバックの需要がどの程度あるのか!?」が日本国内におけるシビック存在意義のキモとなっている。クルマとしての出来は間違いなくいいのだから。

で、現況。月間販売目標はタイプRも含めたシリーズ全体で2000台。10月の登録台数は413台で、この数字だけを見たら「おいおいおい……」なんだけど、受注台数は1万台を超えており、受注比率はHB=50%でセダンとタイプRが25%ずつ。

寄居工場(埼玉)製のセダン以外は英国製のため、納期が延びているというのが登録台数が伸びていない要因。今のところ販売的に『失敗』と言えるような数字ではない。

2017年7月に発表されたNEWシビックシリーズ


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