過信禁物!? 自業自得!?!? 最新技術に寄せられた不満と要望の声


【番外コラム】 国内メーカー3社に聞いた 先進安全装備への対応

利用者が誤解や想定外の出来事に遭遇していると判明したが、メーカーとしてはどのように捉えているのだろうか? 先進安全装備に関して注意喚起など、どのような対応をしているか、トヨタ、マツダ、スバルの3社に聞いた。

トヨタ

「お客様から車両装備に関してお問い合わせをいただいた場合は、従来より必要に応じて販売店と連携し、装備の作動説明や、おクルマの故障診断などを個別に行い、状態についてご説明させていただいております。

弊社では、安全支援技術の普及拡大に加え、ドライバーや歩行者などの人への安全啓蒙活動を拡大。お客様の安全、安心を目指し「サポトヨ」活動として、全国の販売店と連携して推進中です。広告やカタログ、ホームページ、冊子「トヨタの予防安全技術 GUIDE BOOK」の配布などで認知度の向上を図るとともに、営業スタッフがお客様に説明ができるようにしております。

また、プリクラッシュセーフティなどの安全装備は、店頭でお客様がご体感いただける機会を設けて啓発を進めております」

マツダ

「マツダでは運転初心者から高齢者まで、さらに多くのお客様により安全・安心なおクルマをお届けするために、現在ロードスターを除く新世代商品はすべてサポカーSワイドに該当する装備、およびリアクロストラフィックアラート、AT誤発進制御(後退時)などが標準装備となっております。

取扱説明書では「ブレーキの制御を行う装置で、衝突の被害を軽減する装置」ということを明記しておりますし、ホームページやカタログその他、あらゆる接点でお客様が誤解されないようにご説明を行っております。

販売店では、先進安全技術の機能(作動内容)、作動条件や不作動条件などを網羅的に掲載した冊子をご用意しています。また、ご契約いただく際には、改めて作動条件や不作動条件についてご説明し、お客様と販売店の相互で確認する取り組みも行っております」

スバル

「アイサイトの作動について、お客様からお問い合わせいただくこともございます。そういったお問い合わせがあった際には、速やかに対応ができるような体制をとっております。なお、問い合わせをいただいたケースにおいて、実際にアイサイトの動作不良が見られたことは今のところございません。SUBARUでは、アイサイトを商談時にも広くお客様にお勧めさせていただいております。そのため、一部のMT車などを除いて、グレードを問わずアイサイトの設定を行っております。

SUBARUではアイサイトを「運転支援システム」と呼称しており、当該システムをはじめとする先進安全システムはあくまでもドライバーの運転を支援するものであるということを、カタログや公式ウェブサイトなどのお客様が目にする資料に明記しております。また、お客様との商談の際やご納車の際にも、マニュアルに従って注意事項や機能の限界をご説明し、「絶対にアイサイトだけに頼った運転は行わないでください」と、システムを過信しないようにお伝えしています。

国内のそのほかのメーカーも同様に注意喚起を行っているので確認してもらいたい。

各メーカーでは、先進安全装備に関する理解を深めるための体験会も実施している。普段扱わない衝突被害軽減ブレーキなどは、ぜひ一度体験してみてほしい