リアスタイルナンバーワンはどれだ!? イケてるバックシャン選手権

■艶っぽいクルマはセクシーなだけでなく上品さも忘れない

 見る者の心をそそるような美しさがあり、落ち着きがあって、エレガントな雰囲気が漂っていることが「艶っぽい」と感じさせる要素と言える。造形で個性や存在感を主張しているが、あくまでも上品であるという点を外していないことを条件に選出してみた。

~マツダ CX-5~
より洗練された鼓動デザインで大人の色気を表現

現行型もかなり艶っぽいが、マツダが提唱する”魂動デザイン”を始めた採用した初代は、コンセプトモデルのときから独特の個性を主張しており、生産終了から6年を経た現在でも色褪せていない
現行型もかなり艶っぽいが、マツダが提唱する”魂動デザイン”を始めた採用した初代は、コンセプトモデルのときから独特の個性を主張しており、生産終了から6年を経た現在でも色褪せていない

~フォルクスワーゲン アルテオン シューティングブレーク~
色気のなかに秘めた品質の高さと質実剛健

質実剛健と称され、手堅いクルマ作りに定評のあるVWのなかでは、独特の色気を感じさせる。シューティングブレークならではの流麗なフォルムも艶っぽさの表現にひと役買っている
質実剛健と称され、手堅いクルマ作りに定評のあるVWのなかでは、独特の色気を感じさせる。シューティングブレークならではの流麗なフォルムも艶っぽさの表現にひと役買っている

~日産 レパード~
後ろから見ればあぶない刑事が乗っていると思わせる!?

初代もかなり個性的だったが、レパードといえば「あぶない刑事」の劇中車として登場して大ブレークしたF31。当時のライバルだったソアラほどの派手さはない知的な大人の雰囲気は満点だった
初代もかなり個性的だったが、レパードといえば「あぶない刑事」の劇中車として登場して大ブレークしたF31。当時のライバルだったソアラほどの派手さはない知的な大人の雰囲気は満点だった

■進化していても歴史を感じさせるスタイルに価値が見出せる

 かつての名車を彷彿とさせるデザインには、時代の要請によって変化を求められたとしても、守るべきところは守るといった造り手の強い意志を感じさせるものだ。そんな“タイムレス”なデザインを実践したクルマには、独特のこだわりが色濃く反映されている。

~ホンダ N-ONE~
初代はもちろんモチーフになったN360の個性も継承

現行型は中身は一新したにも関わらず、見た目には区別がつかないほど初代のデザインを踏襲している。N360から受け継いだ流れを止めないことにこだわったといわれている
現行型は中身は一新したにも関わらず、見た目には区別がつかないほど初代のデザインを踏襲している。N360から受け継いだ流れを止めないことにこだわったといわれている

~日産 フェアレディZ~
最新型は歴代モデルの雰囲気を随所に感じさせる

“らしさ”を体現した美しいスタイリングには、初代Zへのオマージュが散りばめられている。リアまわりはZ32型っぽいデザインが採用されているなど、昭和世代にとっては感涙モノ
“らしさ”を体現した美しいスタイリングには、初代Zへのオマージュが散りばめられている。リアまわりはZ32型っぽいデザインが採用されているなど、昭和世代にとっては感涙モノ

~フォルクスワーゲン ザ・ビートル~
世界中で愛された愛嬌たっぷりのフォルムに歴史あり

VWタイプ1の現代版として登場したニュービートルの後を受け継いで、2019年7月まで生産されていた。独特の造形で構成されるフォルムは、絵心がない人でも描くことができるはず
VWタイプ1の現代版として登場したニュービートルの後を受け継いで、2019年7月まで生産されていた。独特の造形で構成されるフォルムは、絵心がない人でも描くことができるはず

■テールランプの造形で個性を主張したクルマたち

 テールランプは、リアまわりの印象を決定づける大きな要素と言える。日中はその造形で、夜間は光をともなって独自性をアピールしてくれる。そんなテールランプのなかでも、とくに個性的なものを集め、クイズ形式にしてみたのでぜひチャレンジしてほしい。

(答え)[1]スバル ソルテラ [2]マツダ ビアンテ [3]スバル BRZ [4]日産エクサ [5]ホンダ S660 [6]トヨタ スープラ [7]ダイハツ コペン [8]スズキ ハスラー [9]マツダ コスモ
(答え)[1]スバル ソルテラ [2]マツダ ビアンテ [3]スバル BRZ [4]日産エクサ [5]ホンダ S660 [6]トヨタ スープラ [7]ダイハツ コペン [8]スズキ ハスラー [9]マツダ コスモ

※      ※      ※

 フロントマスクにインパクトがあることも大事だが、リアデザインがイケているクルマならば、後方を走っているときにずっと眺めていられるし、自分の後続に付いているクルマ(のオーナー)に対して「かっこいいクルマ」に乗っているというアピールになる。

 もちろん、クルマにとって顔であるフロントまわりのデザインは重要だが、それに加えて後ろ姿も感情に訴えかけるスタイルであるならば、オーナーとしての所有欲が満たされ、クルマへの愛着はさらに深まるはずだ。

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