不人気の1302&1303
「ビートルの楽しみ方」(FLAT4)
「ビートルは手に入れてからがスタート! 自分独自の仕様にするも良し! 仲間たちと集まるのも良し! ますます愛着が沸くと思います!」
ビートルを手に入れてからの楽しみというのを聞いてみた。大きく分けて以下の楽しみ方があるという。
●オリジナルを維持して楽しむ
先に触れた、若い頃に欲しかったビートルを手に入れる年配のオーナーの中で、特にこだわる人は憧れだった“その年代で”ビートルを手に入れるという。そして、パーツが豊富にあるだけに構成される内外装のパーツが手に入れた時点で変更されていたり、あるいは交換するにあたり、その箇所だけ年式が異なったりするのは野暮だと考えるそうだ。
そこで、車両の年式と同じになるように手間ヒマかけてパーツをキッチリ揃えるのだという。「ディストリビューターなども年式によって色が異なるので、なんとか手に入れて揃えるオーナーもいます」
●ストリート系のカスタムを楽しむ
ビートルの定番ともいうべきカスタムがCal-Look(キャルルック)。北米のカリフォルニアが発祥といわれており、ドラッグレースに参戦する車両をモチーフにしている。まずは車高を落として、一方ではエクステリアのモールは撤去してスムージングする。バンパーもダブルバンパーからバンパーレスやTバーなどに変更と、やる気がみなぎるスタイルにするのだ。もちろん、エンジンも排気量を拡大し、タイヤ&ホイールもワイドタイプを装着するなど、中身もしっかり手を入れるパターンが多い。
1967年式スクエアウインドウ Cal-Look
Cal-Lookの元祖 1952年式スプリットウインドウ