スペーシア「ギア」新登場 得意技でトップに迫る これはガチで売れそう!! 

スペーシア「ギア」新登場 得意技でトップに迫る これはガチで売れそう!! 

■売れ筋軽自動車のSUV風スタイル

2018年12月20日、スズキは売れ筋のハイトワゴン・スペーシアに新グレード「ギア」を設定して、同日より発売した。

スペーシアに新設定された「ギア」。販売目標台数はこのギアだけで2000台/月。車体色は、新設定のガンメタリック2トーンルーフ5色、モノトーン3色の全8色を設定

この「スペーシアギア」は、SUVの専用パーツが各所に施されており、これで「スペーシア」、「スペーシアカスタム」と並び、ユーザーの趣向に合わせて3つのボディタイプが選べることになる。

スズキのスペーシアは初代が2013年に登場し、約1年前の2017年12月に2代目(現行型)へとフルモデルチェンジ。使い勝手の高い室内空間とスズキらしいリーズナブルな価格、マイルドハイブリッドによる手堅い燃費性能で人気を博し、2018年1〜12月累計販売台数は13万9961台で軽自動車界2位(1位はホンダN-BOXで22万5263台)。

両側スライドドアを持ち、広大な室内空間が特徴。ルーフが別色のツートンカラーも最近の流行

この「ギア」の設定で年末年始に拡販攻勢に出て、一気にライバルであるホンダN-BOXとの差を縮める狙いがある。

スズキといえばジムニーやエスクードといった骨太のクロカン四駆が得意なメーカーではあるが、ハスラーやクロスビーなどソフトなSUVもラインアップに持ち、さらにヒットさせた実績も持つ。今回の「ギア」の設定は、いわば十八番の領域でトップに迫る大技を繰り出した、といえよう。

ラゲッジは汚れてもすぐ拭き取れる防泥仕様。自転車も積み込めるし、キャンプ道具も楽々入る

実物を見た編集部員は「これは間違いなく売れますね」と評論家のようなことを言っていたが、確かに売れそう。

価格はノーマル仕様の約25万円高、カスタム仕様とほぼ同額となる。

使い勝手が高いだけでなく、歩行者検知機能付きの衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート」に加え、後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」を全車標準装備、さらにフロントガラス投影式の「ヘッドアップディスプレイ」をメーカーオプション設定するなど安全装備も充実している。最近の軽自動車は高額だが、そりゃこれだけ至れり尽くせりなら高いよな…と思ってしまう

■専用装備と価格

【エクステリア】
・専用フロントバンパー、専用リヤバンパー
・LEDヘッドランプ、LEDポジションランプ、LEDフロントフォグランプ
・サイドアンダーガーニッシュ[ガンメタリック]
・ヘッドランプガーニッシュ[ガンメタリック]
・サイドドアガーニッシュ[ガンメタリック]
・バックドアガーニッシュ[ガンメタリック]
・専用フロントグリル[ガンメタリック&メッキ]
・カラードドアハンドル[ガンメタリック]
・カラードドアミラー[ガンメタリック]
・14インチアルミホイール[ハーフホイールキャップ付]
・ルーフレール
・ガンメタリック2トーンルーフ(メーカーオプション)
・車体色は、新設定のガンメタリック2トーンルーフ5色、モノトーン3色の全8色を設定

【インテリア&ユーティリティ】
・ファブリックシート表皮[撥水加工、オレンジステッチ]
・メーターリング、エアコンルーバーリングにオレンジ加飾
・インパネカラーパネル[ガンメタリック]
・インサイドドアグリップ加飾[シルバー]
・パーソナルテーブル[ドリンクホルダー2個、ショッピングフック3個、折りたたみ格納式](後席右側)
・助手席シートバックポケット[2段、メッシュタイプ]
・防汚タイプラゲッジフロア
・運転席シートヒーター、助手席シートヒーター

【価格】
HYBRID XZ 2WD 161万4600円
HYBRID XZ 4WD 173万2320円
HYBRID XZターボ 2WD 169万5600円
HYBRID XZターボ 4WD 181万3320円

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