【新世代のマツダを辛口評価!!】現行ラインナップ全10車の長所と短所


■CX-3(216万7000〜315万1786円)

スタイルの美しさを追求したSUVで、後席居住性や快適性、荷室の広さは多少犠牲になった

 マツダ2(デミオ時代)をベースに作られたSUV。最低地上高は160mmと高くなく、パーソナルクーペ的な性格を与えられた都市型モデルと考えたほうがいい。

○長所
 マツダの最小サイズのSUVで、プラットフォームはマツダ2と共通だ。ただしマツダ2に比べると乗り心地が重厚で、操舵した時の車両の動きも一層正確に感じる。

 運転感覚はマツダ2よりもCX-5に近い。インパネなどの作りが上質で、前席はシートのホールド性と座り心地を高めた。小さな高級車といった雰囲気だ。

×短所
 身長170cmの大人4名が乗車して、後席に座る乗員の膝先空間は握りコブシひとつ弱だ。SUVではかなり狭く、荷室面積も足りない。2Lのガソリンエンジンは動力性能が不足気味で、アクセルペダルを深く踏み込むと、粗いノイズが気になる。後方視界も不満で、後席に座ると閉鎖感が強い。

●100点満点で採点すると……50点

■CX-30(239万2500〜330万5500円)

幅広の樹脂製フェンダーを採用することで、ボディをより薄く見せる効果を狙っている

 マツダ3ベースのSUVで、第7世代商品群の第2弾。ボディデザインも深化した魂動デザインを採用する。エンジンは2Lガソリンと1.8Lディーゼルターボ。

○長所
 CX-30のボディサイズは、CX-3とCX-5の間に位置付けられるが、機能的にはCX-3の改善版だ。

 CX-3に比べると、前後席の乗員間隔を26mm拡大して、後席の窮屈感をある程度は解消した。荷室面積も広げ、荷室床面の地上高はCX-3よりも55mm低い。外観は緩やかな曲線を描き、後方視界もCX-3よりも良好だ。

×短所
 CX-5に比べるとボディはコンパクトだが、価格差は20万円程度だからCX-30には割高感が生じた。1.8Lディーゼルは燃費数値が不満だ。CX-5が搭載する2.2Lディーゼルと比べて10%程度しか向上しない。最大トルクは40%も減少するから、1.8Lはもう少し燃費効率を高めたい。

●100点満点で採点すると……81点

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