【キューブやジュークも年内消滅!!】なぜ日産だけ生産中止が相次ぐ?? トヨタとも違う裏事情


日産との違い鮮明に! 車種統合進めるトヨタは国内で存在感発揮

ヴェルファイアとアルファード。トヨタは多くの姉妹車を「統合」する意向だが、両モデルとも「廃止」するケースは少なく、国内シェアも依然として高いなど日産との違いは鮮明だ

 ちなみにトヨタは、2020年5月になると、東京地区に続いてほかの地域も全店が全社を扱う体制へ移行する。

 東京以外の地域にはメーカー資本に頼らない独立した販売会社が多く、東京のように1つの会社に統合するのは難しいが、全店が全社を扱うとトヨペット店やネッツトヨタ店といった系列化の意味は薄れる。

 そうすることで、ヴォクシー/ノア/エスクァイアのような姉妹車を減らし、トヨタ車のラインナップを抑えることも、全店/全社扱いの目的に含まれる。

 トヨタの世界販売台数に占める国内比率は、軽自動車などのOEM車を含めて17%だ(2019年1~10月累計)。日産の12%に比べると高く、トヨタは国内市場を比較的大切にするメーカーだが、今後は合理化を進める。

 どこの市場にも当てはまる話だが、日本で生き残れるのは、日本のユーザーに適した商品を提供するメーカーだ。そのために今では、軽自動車が新車販売の40%近くを占める。小型/普通車市場では、トヨタのシェアが半数近い。

 キューブやティアナを廃止した後の日産が、日本でどのような新型車を発売して新たな市場を築くのか。

 今の日産は業績の悪化、元会長の逮捕、社長の交代など苦境に立たされているが、その行方は日本のカーライフを大きく左右する。

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