名門車が続々消滅!! この1年で去っていったクルマたちの悲しき事情


三菱パジェロ(2006~2019年)

パジェロの最後を飾るモデルとして発売されたファイナルエディション。このモデルの販売をもって日本でのパジェロ歴史は終わりを告げた

 パジェロは昭和の最後から平成初期にかけて、高額車ながら爆発的に売れたクロカンSUVだった。

 パジェロが売れなくなった理由は三菱自動車のブランドイメージの低下、最後となった4代目パジェロの基本設計は1999年登場の3代目モデルという古さ、ライバルとなるランドクルーザープラドの台頭などいくらでも浮かび、絶版もやむを得ない。

 ただ三菱自動車はパジェロに近いSUVとしてなかなか魅力的なパジェロスポーツを海外では販売しているので、パジェロの後継車という意味も含め日本にも導入してほしい。

海外専売モデルで日本では販売していないパジェロスポーツ。2019年に発表されたばかり。パジェロの名を冠しているこのモデルの日本導入を切望

ダイハツキャストスポーツ(2015~2020年)

 2015年登場のキャストは標準のスタイルがホンダN-ONE、スポーツがN-ONEやスズキアルトRS&ワークスといった軽乗用車のスポーツモデル、クロスオーバーのアクティバがスズキハスラーをターゲットにしていた。

キャストはスタイル、アクティバ、スポーツの3タイプをラインナップ。ライバルに対して大きな武器を持たなかったスポーツは消滅

 つまり1台でジャンルの違うライバル車に挑んだモデルだったのだ。

 キャストは現在スタイルを継続し、アクティバは絶版になったもののタフトという実質的な後継車があるのに対し、スポーツだけはアクティバと同時に後継車なく絶版となってしまった。

 キャストスポーツが絶版となった理由としてはN-ONEのスポーツモデルに対しては全体的に本家に及ばず、アルトのスポーツモデルに対してはピリリとしたスポーツ性が勝負にならずと、まとめればターゲットに対するアドバンテージがなかったからだろう。

アクティバも生産終了となり、キャストシリーズはスタイルが残るのみ。アクティバの実質後継モデルがタフトということになる

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