上を見たらキリがない「これで充分ですCAR」 このクルマで幸せなカーライフを送れる!


■ボルボV60が欲しい。でも、レヴォーグで充分だね。その理由は…

 ボルボ、もはやプレミアムブランドだね。なかでもV60、いいクルマ。ボルボラインナップでボクのイチオシのクルマですよ。でもね、日本車に目を向ければV60に匹敵するクルマがあるんです。昨年度COTYのイヤー・カーに輝いたレヴォーグですよ。

「V60のように高価でない」と言おうとボルボのサイトを覗いてみると499万円からとなってる。意外に低価格じゃんと思ったが、オプション付けるとどんと上昇する。そこがプレミアムブランドのプレミアムたるゆえんだけど。

 さて、それに匹敵するレヴォーグのSTI Sport EXグレード。電子制御の可変減衰力ダンパーが装備され、下半身鍛えてきた! って感じで頼もしい硬さに。コンフォートにすると締まっているけど乗り心地よし。この可変ダンパーはV60にはありません。なのでコンフォートでの乗り味はV60よりソフトで、まさにコンフォタブル(快適)。

 そして何よりも注目なのがアイサイトX。高速道路での渋滞では60km/h以下でハンズフリー(両手放し)が可能。実際に体験し、ビックリ。ノロノロ走行のなか、前車との車間距離も割り込まれないレベルだし、前走車への追従加速も問題なし。正直デザインはV60には劣るけど……、充分です!

ボルボV60 「B5 Rデザイン」:624万円(写真上)、レヴォーグ「STI Sport EX」:409万2000円(同下)→価格差は214万8000円。

●これで充分査定値「78」
ほどよい硬さで乗り心地よし。V60を相手にできる日本車です。

■BMW Z4が欲しい。でも、ロードスターで充分だね。その理由は…

 Z4、イイですねー! 日本で発売されるプレミアムスポーツ輸入モデルの一台といえ、最安モデルが580万円です。おお、意外と安い。これに対してロードスターはそれの半額以下ほど。それを比較するの無理があるけどなぁ……と思いつつ、実はZ4、母国ドイツに行けばファブリックシートで6MTなんて廉価版モデルもあるそうで、これなら「ロードスターで充分CAR」と即答したい。

 ちなみに、580万円のZ4 sドライブ20iの標準グレードはレザーシートじゃないし、ACCは付きません。素のクルーズコントロールです。ロードスターも最安Sモデルには、クルーズコントロールすら付いてませんけどね……。

 松田秀士的に深読みすると、やはり“とどのつまり”はメカニズムですわ。ロードスターってこの小さなボディでめちゃ凝っているんです。

 リヤサスはマルチリンクでZ4も同じ。しかし、フロントサスはロードスターがF1マシンと同じWウィッシュボーンに対して、Z4はストラットを採用。あのしなやかな足のこなしは、こんなスペックにこだわるからなんですね。

 いろいろ述べたけど、結論としては「ファン・ツーに走るならロードスターで充分」、ボクはこれを強く感じます。

 BMW Z4「sドライブ20iスポーツ」:630万円(写真上)、ロードスター「Sレザーパッケージ」:316万9100円(同下)→価格差は313万900円。

●これで充分査定値「82」
プレミアムスポーツの上をいく、走りのメカニズムの凝り具合。

【画像ギャラリー】上を見たらキリがない「これで充分ですCAR」はこれだ!!


 「これで充分ですCAR」は1月26日発売『ベストカー』(2021年2月26日号)の掲載記事です。

 2021年2月26日号では、ほかにも気になる記事が盛りだくさん。スクープ「次期型WRX S4今年の秋、登場!」をはじめ、集中BIG特集「平成の名車31年間の物語」や、脱ガソリン車時代を読み解く「冷静に考えよう クルマの電動化」、豪雪によるクルマの立ち往生に対する事前対策と対処法をまとめた「備えあれば憂いなし!冬の豪雪立ち往生 事前準備&対応法」、新型コロナの影響で中止となった東京オートサロンのオンライン「バーチャルオートサロン」で紹介されたクルマを特集した「コロナ禍でも楽しませてくれまっせ!百花繚乱〜バーチャル東京オートサロン出展車」、人気連載「テリー伊藤のお笑い自動車研究所」など幅広い世代が楽しめる読み物を掲載しています。

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