クルマに関する疑問質問全力回答!【夏休みこどもクルマ相談室】


■クルマはどのくらい水に浸かると走れなくなる?

回答:卜部敏治

冠水路で水しぶきをあげながら走るクルマが多い。早く抜け出したいという心理がスピードを上げる要因である。

だが危険である。速度を上げるとエアインテークからエンジン本体に雨水が侵入し、エンストを発生させる。

コンピュータボックスなど電装系に浸入しエンストを起こすこともある。スピードを上げると水中の浮遊物がラジエーターコアに衝突し、コアをつぶしてしまうこともある。水に囲まれているのにオーバーヒートという事態になりかねない。

乗用車はバンパー下端に水が触れるようである場合は進行を避け、Uターンすべきである。緊急事態でやむを得ず冠水路を走行する時には、焦りは禁物。水を押しのけるという気持ちでアクセルをコントロールすることが重要だ。

水流侵入抑制策としてフロントグリルにビニールシートあるいは広げた段ボール箱を張り付けるという方法もある。

エンストし、ドアの三分の一まで水に浸かると開閉が難しくなる。電動ウィンドウも開閉もできなくなる。対策として緊急脱出用ハンマーを運転席の傍に常備すべきだ。

クロカン4WDが渡河できる理由は、エアインテークがルーフの高さと同等となるシュノーケルを装着しているからだ。シュノーケル装着車はルーフまで水中に没してもエンジンは生きている。

問題はドライバーだ。ドライバーは呼吸できなくなり溺死する。エキゾーストパイプはエンジンが回転している限り、排気圧で水の逆流は防げる。ちなみにこのような芸当ができるのは燃料を圧縮爆発燃焼させるディーゼルエンジンが得意とするところ。

■クルマは1台生産するのにどのくらい時間がかかる?

回答:永田恵一

クルマは外板を作るプレス、ボディを組み立てる車体組立、色を塗る塗装、各部品を組み付ける組立、検査、出荷という工程を経て、1台のクルマができ上がります。

では1台のクルマができ上がるまでの時間がどのくらいかというと、一般的には17~18時間と言われています。ちなみにアメリカで手作業で生産されるNSXは1台作るのに約10日、GT-Rのエンジンの組み立ても手作業で2時間から2時間半かかるようだ。

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