ジムニー旋風にみる予想を越えたヒット車の理由


登録車No.1!ノート大人気の理由はe-POWERだけじゃない?

日産 ノート/2017年累計販売台数:13万8905台(月平均:1万1575台)

日産ノートは先代型も含めて堅調に売れたが、2016年11月にe-POWERも加わって売れ行きに弾みが付いた。2018年上半期(1~6月)の小型/普通車国内販売ランキングでは、ノートが1位に輝いた。

好調に売れる理由として、まずは商品力がある。全長が4100mmのコンパクトなボディは、視界が良くて運転しやすい。全高は1550mm以下だから立体駐車場を使いやすく、ホイールベースは2600mmと長いため、後席の足元空間にも余裕がある。

その上でハイブリッドのe-POWERが人気を高めた。エンジンは発電、駆動はモーターが受け持つことで加速が滑らかで燃費も良い。

アクセルペダルだけで速度を幅広く調節できる回生充電機能も人気を得た。「電気自動車の新しいカタチ」という誇張を伴ったCMも人気を呼んだ。

さらに日産車のラインナップもノートe-POWERの売れ行きに大きく貢献した。今ではティーダやデュアリスが廃止され、ブルーバードシルフィは3ナンバー車のシルフィになり、キューブは発売から約10年を経過している。

それなのに国内市場に適した新型車は投入されず、既存の日産車に乗る人達が、新たに買う車に困っている。そこにノートe-POWERが発売されて需要が集中した。

ティーダ/キューブ/デュアリスなどから普通のノートに乗り替えるのでは満足できないが、ノートe-POWERであれば、どうにか我慢できる。

つまり、人気車に乗るすべてのユーザーが、高い満足感を得ているとは限らない。ほかの車種の魅力が低いために、人気車が生まれることもあるのだ。

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