ベンツを超えろ!! ポルシェを超えろ!! 日本車は「あの目標点」を超えたのか?


■STI S208はBMW M235iを超えている!!

【STI S208】ベンチマーク達成度100

スバルのモータースポーツ活動やスペシャルなコンプリートカーの開発などを手掛けるSTI。ベンツのAMGやBMWのM社のような存在を目指いしている。

そのSTIが2017年10月に450台限定でリリースしたS208はWRX STIをベースにクラッチを含めバランス取りを行った329馬力のスペシャルエンジンを搭載。

フロントはダンプマチックIIとなるビルシュタインダンパー、STIのパーツを使ったボディ補強、レカロシートなどのチューニングを施したコンプリートカーだ。

このS208はM235iをベンチマークに置いたと公表されているが、2台を実際に比較するとS208がM235iを凌駕する部分も多い。

S208はベース車に対しターボラグが少ない上、レッドゾーンまでスムースかつ爆発的なパワーを伴いながら回るエンジンに感心する。

S208はM235iをベンチマークとしている。実際にMモデルと乗り比べてもその乗り味はS208が優位に思えるほど(写真はM235iの後継車となるM240i)

そして正確性の高いハンドリングも持ち合わせておりS208がM235iに勝る。乗り心地に代表される快適性はM235iの勝ちであるが、S208もロードカーとして充分な快適性を備えており、総合的な走りの性能は互角といえる。

ただSTIのブランド力は歴史の差などによりグローバルではAMGやM社にはまだ並んでいないのは否めない。

しかしそのあたりもモータースポーツ活動やコンプリートカーのリリースを重ねることで縮まっていくのではないだろうか。

【まとめ】

こうして見ると輸入車をベンチマークとした日本車の達成度もなかなかのものに感じる。しかしベンチマークだけを考え開発すると、同じ方向性でそのクルマを上回るクルマが出た際にそのクルマの存在意義が急激に薄れてしまうのも事実だ。

この点を思うとベンチマークを凌駕することだけでなく、前述した初代セルシオのように日本車が「そのクルマだけの世界、キャラクター」も持つことも必要になる。

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