86/BRZレースに元中日ドラゴンズ山崎武司が参戦!! レース界のホームラン王になる!?(1)

レーシングドライバーに転身!?

 元中日ドラゴンズの山﨑武司さんが、昨シーズンかぎりで引退。野球解説者の道を歩み始めたが、なんとレーシングドライバーに転身するという。山﨑さんは現役時代から無類のクルマ好きで有名だったが、まさかレーシングドライバーへ転身するとは仰天。

 そこでさっそく、その心境を探るべく、1月30日に行われたトヨタモータースポーツ活動発表会会場にて突撃インタビューを行った。

 編集部

 まずGAZOORacing86/BRZレースに出ようと思ったきっかけは、なんだったのですか?

 山﨑武司(敬省略以下山﨑)

 現役野球選手の時は、F1日本グランプリやオートバイの鈴鹿8時間耐久レースなど、いろんなレースを見にいって、モータースポーツに興味はあったのですが、危険と隣り合わせなことはあまりしてはいけなかったのです。そこでカートをやり始めたのですが2年間くらいハマりましたね。

 みんなでカートの模擬レースをやったら楽しかったんです。カートをやっているうち、「あ、なんか実車のレースに出たいなあ」と思うようになりました。そこへ、86/BRZのレースが昨年から始まったというのを聞いて、これだと思いました。

 初心者でも気軽に参加できるということで、86/BRZのレースに出てみたいと話をしていたら、今回オファーをいただきました。もちろん、レースに出ることは自分の夢だったので「ぜひやらせてください」と即答して、参戦することになったわけです。

 編集部

 86/BRZにはもう乗られましたか?

 山崎

 実はまだ乗っていないんです。昨年、86に凄い興味があって、86はどんなものかなと思ってディーラーに見に行ったんですよ。そうしたら、ディーラーの営業マンに「冷やかしでしょ」っていわれたんですよ。本気で買おうと思っていたんですが、その言葉を聞いて、一気にテンション下がって「やめよっ」っていうことになりました。

 編集部

 86/BRZレースに参戦するにあたって、どのような体制で臨まれるのですか?

 山﨑

 今回の/BRZレースプロジェクトのプレイングプロデューサーを務める、レーサー鹿島さんも来ておりますので、鹿島さんお願いします。

 レーサー鹿島(敬省略以下鹿島)

 クルマは今、作っているところです。3月から本格的なドライバートレーニングを開始して、4月に国内A級ライセンスを取得します。まだ86に山崎さんが一度も乗っていないのでなんともいえないところです(笑)。

 今回のプロジェクトはトヨタ系ディーラーの「トヨタカローラ山口」を経営母体に、山崎さんはスーパーフォーミュラやスーパーGTに参戦する「インギングモータースポーツ」が支援する、ブレーキパーツ総合メーカーの「プロジェクトミュー」の社内チームに所属します。ここでマシンのメンテナンスなど運営面のサポートも行います。チームメイトには86/BRZレースの2013年シリーズチャンピオンの山野直也選手、そして僕が山崎さんとレースカーをシェアします。


山崎86BRZ_2
レーサー鹿島さんがプロデュース することに

 山﨑武司さんが86/BRZレースに参戦するにあたって、企画、プロデュースしたのがレーサー鹿島さん。フォーミュラ・トヨタやスーパー耐久、全日本F3選手権、米国インディライツに参戦したレーシングドライバーとしての経験をもち、テレビ&ラジオの局アナ・プロデューサーを経て、パーソナリティのほか、マルチプロデューサーとして活動中。

 現在、FMラジオ番組『ドライバーズ・ミーティング』のラジオパーソナリティを務める。毎週日曜日18:00〜18:30OA(FMヨコハマ/K-MIX/FM山口/クロスFM)。山﨑武司さんは、同番組へ出演予定


 編集部

 年間何戦何戦出られますか?デビュー戦はいつですか?

 鹿島

 仙台に多くのファンをお持ちなので、4月27日日のスポーツランドSUGOに肩慣らしがてらに出ようと思い描いているんですが、まだ山崎さんが86に乗っていないので、なんともいえませんね。

 山崎

 練習しないといけないですからね。

 鹿島

 SUGOに間に合わない可能性もありますので、その場合、6月7〜8日の富士がデビュー戦となるでしょうね。でも6月は梅雨の時期ですから、毎日雨だと嫌ですね。

 山﨑

 いや〜、死んでまう。

 鹿島

 デビュー戦は晴れのほうがいいですよね。環境のいいところで気持ちよく走ってもらいたいですからね。

 編集部

 そうなるとやはりSUGOですか?

 山﨑

 仙台のファンに見せたいという気持ちもありますし、SUGOはフェラーリで走ったこともあるので少しはイメージがあるのですが、本格的に走ったことがありませんので。まずは指導を受けて、ここはこうだという、ある程度のイメージ作りをしていかなければいけないと思っています。

 鹿島

 今シーズンの参戦スケジュールですが、3、4レースに出たいと思っています。レースは土日なので、プロ野球の解説の仕事と重なってしまいます。そこはうまく野球の解説とのスケジュールを調整してやっていただきたいと思っています。

 最終戦の11月7日〜9日の鈴鹿サーキットは山崎さんにとって地元ですから、ここはガッチリいってピークポイントにしましょう。

 山崎

 地元(愛知県知多市出身)に近い鈴鹿と仙台には絶対出たいですね。そこを目指してがんばっていきます!

(続く)

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