2014年 4月9日 『トヨタ86』一部改良 でも、旧型オーナーよ安心しろ!!
私ゴリ奥野、新車でトヨタ86を購入して約10カ月になります!! これまでトヨタ主催のオフ会(86S)や、全国津々浦々で行われている86関連のイベントに出没し、充実のカーライフを過ごしてきました。
86を購入した理由は、86が好きなのはいうまでもありませんが、一度は現行車に乗ってみたいという思いがあったからです。 そんなある日、トヨタスポーツカーカルチャー事務局から86に関するメディアカンファレンスの案内をいただき、トヨタ自動車東京本社にお邪魔してきました。
リリースには86のデビュー直後からスポーツカーカルチャーの推進を行うトヨタマーケティングジャパン(TMJ)の発表とあります。
会場に入り着席。あたりを見渡すとTMJの喜馬克治クリエイティブディレクターの姿を確認。さらに見渡すと、86のチーフエンジニアであるトヨタ自動車スポーツ車両統括部の多田哲哉さんの姿が。
うーん、なぜ多田さんがいるのだろう?
私が記憶する限り、これまでTMJ関連のカンファレンスに多田さんが同席することはなかった気が。頭のなかが「?」で充満し、一気に緊張する私。その瞬間、ふと頭のなかに、ひとつのキーワードが浮かびました。
「マイナーチェンジだ…」
以前から噂されていたマイナーチェンジ(MC)をこの場でサプライズ発表するに違いない。そう確信に至った私ですが、感心している場合ではありません。何しろ自分が大枚をはたいて(まだ払っている途中)購入した86が“型おくれ”になる発表を聞くのです。新車を購入する以上、いつかはMCで旧型になるのはわかっていますが、現行車と旧型車では大違いだからです。
といっているうちに多田さんが登場。そして…思ったとおり多田さんの口からは「マイナーチェンジします」という現86オーナーが最も聞きたくない言葉が。私の頭のなかは真っ白になりました。発表によると、大きな変更点は4点。
- 【1】ボディ剛性アップ:前後サスペンション周辺のボルト形状を変更し、ショックアブソーバーの特性を変更。
- 【2】外観&内装の変更:ボディカラーを一部変更し、
- ...シャークフィンアンテナを採用
- ...さらにインストルメントパネルのデザインも変更
- 【3】純正用品:BBSのホイールとSachs(ザックス)の
- ...ショックアブソーバーを純正用品として設定。
- 【4】スポーツドライブロガーの発売。
以上が今回の変更点のすべてであります。
うん? これってボディカラー以外はすべて自分の86に取り付けられるモノばかり!!そのことに気づいた瞬間、ようやく今回の「マイナーチェンジ」の意味がわかりました。以前から多田さんが公言していたとおり、現オーナーがきちんとアップデートできるマイナーチェンジを実行してくれたのです。
なかでも注目は【1】のサスペンションボルト。今回のMCで、サスペンションメンバーとボディを固定しているフロント4本(左右2本ずつ)と、ショックとロアアームを取り付けているリア2本(左右1本ずつ)のフランジの厚みをアップ。結合剛性が上がり「交換するだけで誰でもボディ剛性のアップを体感できる」(多田さん)そう。
しかも、交換時に必要なナットを入れても全部で2,308円(ディーラーで確認済み。誰でも注文すれば普通に買えます!)と超お手軽。
いきなりMC仕様を気取るにはピッタリのパーツと、さっそく交換を画策していたところ、BC編集長から「ゴリ、テストするぞ」と鶴の一声。
そんなワケで今回のテストが実現したのです。
〔▼ 続きは、ベストカー2014年6月10日号で御確認下さい。〕
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