H28年完成予定横浜環状北線の巨大シールドマシン

ナッピー号は直径12.5m、重量約2000t、20億円!!


 開通に向けた工事の真っ最中にある横浜環状北線(以下、北線)のトンネル内部に潜入した!

 北線は家屋の移転などを最小限に抑えるため約7割がトンネル構造になっていて、2年後の平成28年度に完成予定。第三京浜北IC~首都高速横羽線生麦JCT間の8.2kmを結ぶ道路だ。

 完成すれば第三京浜と首都高速横羽線が結ばれ、将来的には横浜環状北西線も整備されることで東名高速、第三京浜、首都高横羽線の3路線が横につながる。

 今回は日産スタジアムからほど近い新横浜換気所から地下に潜り、トンネル内に潜入。ヘルメットを装着し、いざ、探検スタート!!

 実際に地下に入ると、トンネル自体はほぼ完成しているものの道路や付帯設備はまだ整備されていない状態。

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馬場出入り口での拡幅工事に用いられたパイプルーフ(鋼管)。土圧を支え、トンネル本体を安全に構築するため本線トンネルの外周に打設する。  

 そして今回はこのトンネルの掘削に使われた巨大なシールドマシンを見られるということで掘削を終え、解体直前のシールドマシンがある子安台換気所に向かった。すると巨大なシールドマシンが眼前にお出まし。

とにかくデカい!!

 そのサイズは外径約12.5m、重量2000tと壮大。一瞬、言葉を失うほどのスケール感だった!!

 ちなみにシールドマシンの愛称は生麦の「ナ」と平和のピース、幸せのハッピーから「ピー」を取りナッピー号と名付けられた。聞けば、そのお値段は約20億円!!しかもその工事に合わせて設計されているため、他の工事には流用できないのだという。

 ちなみにシールドマシンを用いた掘削方法をシールド工法というのだが、この工法では地下のみで工事できるので、地上から土を掘り、トンネルを作る開削工法に比べ、地上への影響が少なくできるそう。

画像左側中央付近の線に注目。実際に完成した道路の高さはこの線の位置になるのだ!!
画像左側中央付近の線に注目。実際に完成した道路の高さはこの線の位置になるのだ!!  

 ほかにも床板の下にある非常用トンネルをトロッコに乗って見学するなど、普段完成後の姿しか知らないトンネルの製作過程を見ることで、改めてトンネル工事の壮大さや、技術力の高さを認識できた。

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トンネルの床板下にあるもうひとつのトンネルをトロッコで移動。ここは完成後、非常用通路となる。  

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