燃費向上技術 10のトピック 〜飽くなき挑戦から生まれた技術の歴史〜


5.CVT「トルコンATの弱点をカバー」

 連続的に変速することができるCVT。駆動力を途切れさせることなく走行できるのでエンジンパワーを無駄なく使え、燃費もよくなる。

 すでに多くの国産コンパクトカーに採用されているミッションだ。国内で最初に搭載されたのは1984年に登場したスバルのジャスティ。

写真はホンダのCVTユニット。従来は出力の小さいモデルへの採用が多かったが、近年ではスバルのレヴォーグ/WRX S4など高出力モデルにも採用されている

6.DCTトランスミッション「ツインクラッチでロスを軽減」

 上で紹介しているCVTもエンジン効率をうまく生かすために生まれた技術だが、DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)は、それよりも新しいトランスミッション技術だ。

 レース仕様は以前からあったが(ポルシェ・ドッペルクップルング)、市販モデルでは2003年4代目ゴルフが初採用。

VWゴルフなどに搭載されるDSG。エネルギー損失の少なさが燃費にも貢献。ただ、国産車では一部のスポーツモデルなどに採用車が限定され、搭載モデルは少ない

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