アルファードにプラド、セレナ…4年たっても8年たっても売れてる10台「そのワケは?」


DAIHATSU ムーヴキャンバス/9月・月販4996台(’16年9月登場)

 ダイハツの販売店では「スライドドアは欲しいが、タントほどの背の高さは要らない。だから全高が1700mm以下で外観も可愛いムーヴキャンバスが売れているんです」という。

 30歳以下の世代は幼い頃からミニバンに親しんで育った人も多い。〝クルマ選びの基本はスライドドア派〟も多いが、車種の大半は全高が1700mmを超える。1600mm台のムーヴキャンバスは貴重な存在ということで人気も安定。

【どんなクルマ?】
 狙い通りの「女子ウケ路線」がハマリ、登場5年経った今も月に5000台ほど売れる。もちろん男心もくすぐる。

【販売現場から分析「炎の男視点」by遠藤徹】
 あまり背が高くない両側スライドドアの軽というキャラで、丸っこいキュートなデザインがウリ。ゆえに女性層を中心に幅広いユーザー層に浸透中。直接のライバル車が存在しないのも強みだ。

DAIHATSU ウェイク/9月・月販1703台(’14年11月登場)

当初は「ハスラー対抗馬」と言われたが、今となっては唯一無二の存在かもね

 FFの軽乗用車で、全高が1800mmを超える車種はウェイクだけだ。天井が高いので、頭上にはタントやN─BOXを上回るタップリした空間があり、棚やネットを装着して収納スペースとしても活用できる。

 また、直線基調の角張ったデザインにより、有効室内長にも余裕があるから、車内をフラットにレイアウトすると車中泊にも使いやすい。

 全高が同じほどのライバル車がいないため、需要が集中しているのもポイント。人気車とはいえないものの一定の売れゆきはそれらの要因がある。

【どんなクルマ?】
 右のキャンバスとは間逆の「ギア路線」。誕生時「背が高すぎ」という声も多かったが、6年経過の今も販売安定。

【販売現場から分析「炎の男視点」by遠藤徹】
 全高がかなり高く、室内が広いので遊びグルマとして使い勝手は抜群!……という狙いがユーザーへある程度伝わり、安定して売れている。角張ったデザインは男性ユーザーにウケがいい。

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