この30年間、日本経済は低成長を続けてきた。2022年11月に実施した日本自動車工業会の記者会見による資料では、この30年間で日本の実質GDPは約1.25倍にしか増加しておらず、他の先進諸国に比べると低い水準であり、その影響は主に「中間層の所得減」に現れているという。なぜ日本の労働者の給料は上がらないのか。その点について、トヨタ自動車の社長であり、日本自動車工業会の会長である豊田章男氏が、持論を語った。
文/ベストカーWeb編集部、画像/日本自動車工業会
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コメント
コメントの使い方もうそろそろやめませんか?日本の美徳、苦しむのは国民潤うのは支配層ーいい顔するのはこれまで、豊かにしましょう暮らしを、そうしなければ、多々、蝕まれるだけですよ
大手企業が賃上げするせいで、下請け零細企業がその分を負担するから賃金が上がらないっていう事実を知らないわけが無い。
自民党とトヨタなんかが癒着してるからこうなってんじゃあない
どっちも政権交代しないと
自動車各社が下請け会社に対してコストダウンを強いているという意見が多いですが、実際は少し違って、コストダウンできるノウハウをセットで教えて回ってるんですね、一般的に。
自動車会社としては部品の質が下がっては困るし、かといって代わりに作ってくれるところはないんですよ。そんな簡単なレベルの部品ではないので。だからコストダウンのみを強いるわけにはいかないのです。
結局メーカーのトップの利益は上がってますが、下請け(中小企業)にはコストダウンを責められ企業同士価格値下げ競争させられ利益は上がっていない状況。これでは給料の値上げは出来ないのでは?
春闘がどうなんですかという質問に対して,交渉の場に立っていない7割に注目しろという回答は意見のすり替えだと思うのですが…
労働者が交渉する文化がないから賃金が上昇しないという論調もおかしいと思います.経営陣が利益を労働者に分配していないからこそ,中間層の賃金が上昇しないわけですから.それとも,労働組合を作って交渉すれば,こちらの言うままに賃金を挙げてくれるのですかね,豊田さん?
小泉政権時に非正規雇用増加。安倍政権で法人税減税、消費税増税分の多くを当初の目的に反し穴埋めに。企業側は設備投資より内部留保に。大企業は相変わらず下請け虐め。大企業の正社員は収入UP、そこから公務員も毎年ではなくても上昇。しかし下請け従事者や非正規などは多少上がっても、最近の値上に見合うだけの賃金上昇にはならず、実質的に収入減で購買力低下。そこで、原油や円安などの外的要素が加われば値上げの悪循環。
保護が強すぎて社会の自浄効果が薄いからねえ
素晴らしい記事と思いますが実名記事ってのは日本の会社勤めだと難しいのかなと思いました。って自分も仮名ですがw
全員社員にすれば済む話。非正規居らんかったら工場回らんのに、扱いが悪すぎやろ。
トヨタ系列に関して言えば非正規の給料は今は凄くいいよ頑張ってると思う
単に人手不足なんだろうけど、すき家のゼンショーみたいに賃上げするぐらいなら店を閉めるみたいな会社もあることを考えれば経済に有効な企業だろう
非正規というより派遣という中間搾取が不要な時代なんで(ネットある)その分臨時社員雇って待遇を良くしてほしい