梅雨も終盤にさしかかり、梅雨末期の豪雨などに遭遇した時に視界を確保するのにしっかりとメンテナンスしておく必要がある保安部品がワイパーブレードだ。
鉄道車両、船舶、長距離用を含むトラック、観光バスに装備されるワイパーブレードの守備範囲は幅広く、雨の日の安全を確保するための必須アイテムである。
だがその割りに自分のクルマに関しては、日頃はメンテナンスがおろそかになりがちだ。
そして気になるのは、コーティング剤などがこれだけ普及しているにもかかわらずワイパーは消え去る気配さえなく、ワイパーの代わりになるものがいまだにないということ。
そこで、身近な存在であるワイパーの成り立ちについて、寿命や取り付け方法を確認するとともに、まだワイパーの代わりになるものはないのか、現在、どのように進化を遂げているのか探ってみた。
文/岩尾信哉
写真/ベストカーWEB編集部 Adobe Stock
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