ハリアー、ノートなど日本車たちは国内市場を大事にしているのか?


日本を大事にしないクルマ4/ジェイド

鳴かず飛ばす状態のジェイド。消費者が正直なのか、それとも営業サイドに売る気がないのか? 実際、月販目標台数500台だから売る気がないのだろう

 ジェイドは開発の段階からストリームとオデッセイを統合した車種で、中国市場に主眼を置きつつも他地域への投入も視野に入れたグローバルカーという位置づけ。

 それを日本の消費者は見かぎっているのだろう。ジェイドの2019年の新車販売台数は3桁どまり、9月はたった246台。悲しすぎる顛末である。

日本を大事にしないクルマ5/マーチ

タイ生産の現行マーチ

 トヨタ車や軽自動車に対して“勝ち目のない勝負はしない”というカルロス・ゴーンのビジネス哲学の結果ゆえか、かつての存在感をすっかり失ってしまった。

 生産地(タイ王国)に文句を付けるというより、もう少し質感などの努力が払われてもよいのではないか。

 日本市場では軽自動車が売れればよいというような解釈は商売としては真っ当ともいえるが、果たしてフルラインナップメーカーとしてのマーケットに対する姿勢として正しいのかどうか疑問だ。

 欧州で販売されているマイクラを日本で販売してほしいという声も多い。ボディサイズは全長3995×全幅1743×全高1455mmと全幅は少しワイドで3ナンバー車になるが、全長は4100mmのノートよりも短く、ホンダ フィットと同程度だ。

 いずれにしても日本のマーチ、欧州のマイクラどちらも日本市場を大事にしていないのは明白だが……。

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