【ヴィッツ改めヤリス】日本メーカーが日本と海外で別車名を使う理由


日本と海外で車名が違うことのメリットはあるのか?

 日本メーカーにとっては、日本のユーザーが喜んでくれるというのが最大のメリットだが、戦略上のメリットはほとんどないと思われる。

 逆にここ20年くらいの間に、コロナ→プレミオ、カリーナ→アリオン、セドリック/グロリア→フーガ、ブルーバード→シルフィなどビッグネームや慣れ親しんだ車名が続々と消滅している。日本専用の車名でも変わることでデメリットは小さくない。

 日本独自の車名の減少は、すなわち日本専売モデルが激減していることとも関係があると思われる。

現在数少ない日本専売モデルのプレミオもコロナから車名変更。そのプレミオも現行モデルをもって消滅する可能性が高いとされている

 今後日本車もグローバル化がさらに進行するが、続々と統一ネームとなるのか気になるところだが、日本専売の軽自動車は、外国人がどう思おうが、失笑しようが、自由なネーミングが続くだろうし、それはやめないでもらいたい。

 グローバルでの統一ネームと言えばマツダが推進していて、第7世代商品群に切り替わったのを機に、アクセラがマツダ3になり、アテンザはマツダ6、デミオはマツダ2に車名変更。マツダでグローバル車名に統一されていないのはロードスターのみとなった。

 古くからマツダは海外モデルは数字3ケタの車名を使っていてアクセラの前身のファミリアは323、アクセラになってマツダ3という具合に、日本での車名とグローバルの車名を別々にしていたが、ここにきて一気に統一。

マツダの第7世代商品群のトップバッターのマツダ3。日本で浸透したアクセラの車名を捨てグローバルネームで統一

 前述のとおり、日本は数字やアルファベットの車名を受け入れにくい土壌だから、マツダは大丈夫なのか、と心配する声が多いのだ。

 車名が消滅したアクセラ、アテンザ、デミオとも認知度、語感ともすこぶるいいだけにレクサスのように浸透し、受け入れられるのかに注目したい。

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