土禁車 MT シートアレンジ…未来へ遺したい「クルマ無形文化財」23選


【番外コラム】心が通い合う「マナーのクルマ無形文化財」も保護したいね!

(TEXT/大音安弘)

 あおり運転が社会問題化する今、予防手段としてドラレコが注目されるが、同時に、ドライバー同士のマナーも見直され、讃えるべきものもあると思う。

 信号のない交差点や細い道での譲り合いの際のハンドサインは、言葉が聞こえなくともしっかりと意思の疎通が図れ、道路の流れもスムーズに。譲った方も、相手からハンドサインや会釈で感謝を示されれば、少し幸せな気持ちになれる。

 また、ドライバー同士の思いやりが生むマナーといえば、高速道路などの合流で一台ずつ進入するジッパー合流。日本人らしい美しい行為だ。さらに、対向車へのパッシングによる取り締まりのお知らせは、理不尽な待ち伏せ的な取り締まりに遭わずにすむこともあり、助かることも……。ただパッシング行為はあおり運転の誤解を恐れ、今は控える人も多いし、すすんでやるべき行為ではないだろう。

 日本人らしい気遣いのある運転マナーこそ、最も守るべきクルマ無形文化財ではないだろうか。安心・安全のためにも。

渋滞などで一台ずつ車線に入る「ジッパー合流」。美しいです

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