マークX、フリードらは生き残れるのか!? 日本専売車の事情と悲哀


ホンダシャトル

■デビュー:2015年5月(2019年5月マイナーチェンジ予定)
■2019年3月の販売台数:2193台

フィットベースのステーションワゴンのシャトルは、5ナンバーサイズのワゴンがほとんどない日本では超貴重。フィールダーが3ナンバー化されればその価値はさらに上がる

 シャトルはエアウェイブから始まったフィットベースのコンパクトステーションワゴンで、2015年登場のシャトルで3代目となる。

 地味なイメージがあるシャトルであるが、フィットベースだけにキャビンとラゲッジスペースは広く、最終的なメリットはともかくとしてハイブリッドも設定。

 安全装備も先行車追従型のアダプティブクルーズコントロールを含むホンダセンシングが付くなど、なかなかソツがない。

 それだけに昨年は約2万9000台と想像以上に売れているところに、5月にはマイナーチェンジを行い、商品力をさらに強化する。

 また今後カローラから5ナンバー車がなくなると、この市場はシャトルだけとなる可能性もあり、フィットがある限り存続するであろうシャトルの未来は意外に明るいものとなりそうだ。

ダイハツブーン/トヨタパッソ

■2016年4月(2018年10月マイナーチェンジ)※データはダイハツブーン
■2019年3月の販売台数:1366台(ブーン)、5751台(パッソ)

ダイハツブーンのOEMがトヨタパッソとなる。歴代モデルともメインターゲットは女性で、今や日本では少数派となったリッターカーとしての存在価値は大きい

 ブーン/パッソは軽自動車の若干上の車格に位置する小さめコンパクトカーである。昔ながらのリッターカーの流れを汲んでいる。

 狙いは悪くなく、それなりに売れてもいるのだが、全体的にコンパクトカーとしては安っぽい。

 その割に価格が安くわけでもなく、「ならば同じ値段なら上級グレードも買える軽自動車か、もう少し出してヴィッツのようなド真ん中のコンパクトカーを考えた方がいいのでは?」と考えてしまうクルマだ。

 幸い次期モデルもあるようで、次期モデルではVW up!に対抗できる質を持つ小さめのコンパクトカーを目指すというので、大いに期待したい。

次ページは : トール兄弟(ダイハツトール/トヨタタンク&ルーミー/スバルジャスティ)

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