マークX、フリードらは生き残れるのか!? 日本専売車の事情と悲哀


トール兄弟(ダイハツトール/トヨタタンク&ルーミー/スバルジャスティ)

■デビュー:2016年11月※データはダイハツトール
■2019年3月の販売台数:3959台(トール)、7060台(タンク)、8771台(ルーミー)、395台(ジャスティ)

トール4兄弟はかつて人気を博したダイハツCoo、トヨタbB、スバルデックスの最新版。燃費性能、ユーティリティをさらに高めたことで大人気となっている

 ダイハツトールが本家となる四兄弟はプチバンというジャンルを開拓したスズキソリオに対抗するモデルとして2016年に登場。

 ニーズの多さに加えトヨタ、スバルでも販売されることもあり昨年は約19万台が売れており、商業的には大成功である。

 しかしパッソ&ブーンをベースにしているうえに急ごしらえな印象は拭えず、全体的にクルマとしての質は高いとは言えず、残念ながら実力と販売台数の乖離は非常に大きい。

 次期モデルの話はまだ聞かないが、確実にある次期モデルは前述の次期パッソ/ブーンをベースにすると思われるので、その際には劇的な進歩を果たすに違いない。

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 このように日本専売車の現状はクルマによってさまざまである。日本市場の規模を考えると相当の販売が期待できないと、日本専売車を作るのが困難なのは事実だ。

 この点を考えると日本専売車であればベストであるが、そこまでできなくとも次期カローラセダンのように「日本専売車ではないけど、日本向けに若干でも全幅を小さくする」などの何らかの気遣いをすれば、投資と販売のバランスのいいクルマができるのではないだろうか。

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