マークX最強グレード「GRMN」限定350台発売【最後の花道!!】

■生産終了までカウントダウンのマークXに最強グレード

 トヨタは2019年1月11日(金)、マークXのコンプリートチューニングカー「GRMN」の注文受付開始を発表した。

東京オートサロン2019にて公開されたマークX GRMN。スマートなチューニングながら足回りや軽量化など徹底的に詰めてある

 希望小売価格は513万円。成約順に350台の限定販売となり、全国のGRガレージで受付する。注文期間は本日より9月30日までだが、限定台数(350台)に達した時点で注文打ち切るというから、欲しい人は急いだほうがいいだろう。

 現行型マークXのデビューは2009年。2013年にG`s、2015年にGRMNが発売され、どちらも好評な売れ行きを見せた。

 しかしマークX自体は同じFRセダンであるクラウン、FFだが同車格のカムリに比べて販売不振が続いており、トヨタ系販売店には「2019年いっぱいで生産終了の見込み」という情報が流れている。

 こうしたことを考えると、この最速最高級グレードである「GRMN」発売は、マークXの最後の花道といえそう。

 マークX、とてもいいクルマなのだが、FRスポーツセダンという需要に陰りが見え、SUVやミニバン、さらには同門であるクラウンやカムリに顧客が流れ続けている状況を考えると、生産終了(モデル消滅)は仕方ないことなのかもしれない。

こちらはリアスタイル。ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャイン(オプション)、シルバーメタリック、ブラック、プレシャスブラックパール(オプション)、ダークレッドマイカメタリックの全5色

■馬力とトルクに変更はないが…

 さて気を取り直して、このマークXのGRMNの中身(ベース車からの変更点)を見ていこう。

 まず快適なシフト操作を実現するために、リヤデファレンシャルギヤ比の変更や操作系のチューニングを実施。

 トランスミッションとのマッチングを図るため、エンジンの出力制御特性などの専用チューニングも施しているという。また、先代モデルGRMN(2015年発売版)のボディ剛性をそこからさらに高めるため、元町工場にて全252カ所のスポット溶接打点追加。さらに、新開発のアブソーバーを用いた専用のサスペンションやEPSのチューニングと併せ、意のまま・思いのままとなるレスポンスを実感できるクルマとしています。

専用スポーツシートやブラック基調の内装はスポーツカーなみ

 外装では、フロントバンパーなど光輝部品加飾のダーク化、4本出しマフラー(大型バッフル)、19インチBBS製鍛造アルミホイール&前後異サイズタイヤといった専用装備、リヤスポイラー、ブレーキキャリパー(ホワイト塗装、フロントのみGRロゴ付)&スポーツブレーキパットなどを採用。

 内装は、カーボン調加飾とピアノブラック塗装を組み合わせたインストルメントパネル、ウルトラスエード表皮の専用スポーツフロントシートなど、ブラックを基調として仕上げている。

 ルーフパネルにCFRP素材を用いて軽量化を図ったカーボンルーフパネルをオプション(27万円・税込)で設定。重心上部において10kgの軽量化を図っている。

 中身を見れば、まさに「花道」。車両本体価格513万円とかなり強気な設定だが、完売必至、中古車価格も高騰するだろうから、損な買い物にはならないだろう。

 なおこのマークX GRMNは本日から開催されている東京オートサロン2019(幕張メッセ/1月14日(日)まで)に出品されている。

【マークX GRMN主要諸元】
ベース車両 350RDS
全長×全幅×全高(mm)4795×1795×1420
ホイールベース(mm)2850
車両重量(kg)1560
乗車定員(人)5

【駆動方式】
後輪駆動方式(FR)

【エンジン】2GR-FSE
 排気量(L)3.456
 最高出力(kW[PS]/rpm)234[318]/6,400
 最大トルク(N/m[kgf/m]/rpm)380[38.7]/4,800

【トランスミッション】
専用6速マニュアルトランスミッション

【サスペンション】
フロント:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
リヤ:マルチリンク式コイルスプリング

【ブレーキ】
ベンチレーテッドディスク

【タイヤ】
フロント:235/40R19 92Y&19×8J
リヤ:255/35R19 92Y&19×9J

【価格】
513万円(税込)
※なおベース車両の350RDSは385万200円

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