【画像ギャラリー】WRCを席捲したトヨタとスバルのWRCマシン&ベース車両

ST165、ST18ほか、ST205セリカ、歴代インプレッサWRX STIほか

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 トヨタ初の2Lターボ+4WDのラリーカーであったST165型セリカ GT-FOUR。1990年、カルロスサインツがトヨタドライバーとして初のWRCチャンピオンに
トヨタ初の2Lターボ+4WDのラリーカーであったST165型セリカ GT-FOUR。1990年、カルロスサインツがトヨタドライバーとして初のWRCチャンピオンに
ST185セリカRCとST185グループA。 水冷式インタークーラーと金属製ターボを装備するST185型の限定モデル「セリカ GT-FOUR RC」を5000台限定で販売 。 このRCをベースにしたST185型セリカ GT-FOURのグループAラリーカーは 1992年(サインツ)、1993年(ユハ・カンクネン)、1994年(ディディエ・オリオール)と3年連続でトヨタのドライバーがWRCチャンピオンに輝いた。また、トヨタは1993年〜1994年と2年連続でマニュファクチャラー選手権を制覇。ST185型セリカ  GT-FOURはWRCで通算16勝を成し遂げた
ST185セリカRCとST185グループA。 水冷式インタークーラーと金属製ターボを装備するST185型の限定モデル「セリカ GT-FOUR RC」を5000台限定で販売 。 このRCをベースにしたST185型セリカ GT-FOURのグループAラリーカーは 1992年(サインツ)、1993年(ユハ・カンクネン)、1994年(ディディエ・オリオール)と3年連続でトヨタのドライバーがWRCチャンピオンに輝いた。また、トヨタは1993年〜1994年と2年連続でマニュファクチャラー選手権を制覇。ST185型セリカ GT-FOURはWRCで通算16勝を成し遂げた
ST205セリカWRCエディション
ST205セリカWRCエディション
1992年に発売された初代インプレッサWRX STIバージョン
1992年に発売された初代インプレッサWRX STIバージョン
GC8型インプレッサWRXグループAラリーカーを繰るコリン・マクレーは1995年にドライバーズチャンピオンを獲得するととももに、チームメイトのサインツもランキング2位に入り、スバルはドライバーとマニュファクチャラーのダブルタイトルを獲得。1996年もスバルはマニュファクチャラーズタイトルを獲得。そして1997年からグループAからWRカーに変更されるとGC型をベースにしたインプレッサWRCを送り出す。1997年、全14戦で行われたWRCにおいて8勝を挙げ、スバルは日本車メーカーとしては初となる3年連続でのマニュファクチャラーズタイトル獲得を成し遂げた
GC8型インプレッサWRXグループAラリーカーを繰るコリン・マクレーは1995年にドライバーズチャンピオンを獲得するととももに、チームメイトのサインツもランキング2位に入り、スバルはドライバーとマニュファクチャラーのダブルタイトルを獲得。1996年もスバルはマニュファクチャラーズタイトルを獲得。そして1997年からグループAからWRカーに変更されるとGC型をベースにしたインプレッサWRCを送り出す。1997年、全14戦で行われたWRCにおいて8勝を挙げ、スバルは日本車メーカーとしては初となる3年連続でのマニュファクチャラーズタイトル獲得を成し遂げた
1998年1月に限定400台、500万円で販売された22B-STIバージョン。 <br>WRCマニュファクチャラーズ部門の3年連続チャンピオンを記念し、当時のWRC参戦マシンであるインプレッサWRC97のロードバージョンとして誕生した。  商品企画は、1997年当時STI(スバルテクニカインターナショナル)の社長を務めていた故・久世隆一郎さんによる「ファン感謝の意味も込めて、WRCに参戦するWRカーのレプリカをスバリストに届けたい」という強い想いから実現
1998年1月に限定400台、500万円で販売された22B-STIバージョン。
WRCマニュファクチャラーズ部門の3年連続チャンピオンを記念し、当時のWRC参戦マシンであるインプレッサWRC97のロードバージョンとして誕生した。 商品企画は、1997年当時STI(スバルテクニカインターナショナル)の社長を務めていた故・久世隆一郎さんによる「ファン感謝の意味も込めて、WRCに参戦するWRカーのレプリカをスバリストに届けたい」という強い想いから実現
迫力のあるブリスターフェンダーを樹脂製ではなくオリジナル同様に鉄板をプレスして手作業で溶接フィッティングしており、これによって車幅も1770mmまで広げられている。そのオーバーフェンダーだけでも4枚の部品単体価格が約85万円。  EJ22改と呼ばれる2212cc、水平対向4気筒ターボエンジンで、EJ20をベースにボアアップ(ボアを92.0から96.9mm)してSTI専用チューニングが施されている。 当時は自主規制もあり280ps/37.0kgmを発生する
迫力のあるブリスターフェンダーを樹脂製ではなくオリジナル同様に鉄板をプレスして手作業で溶接フィッティングしており、これによって車幅も1770mmまで広げられている。そのオーバーフェンダーだけでも4枚の部品単体価格が約85万円。 EJ22改と呼ばれる2212cc、水平対向4気筒ターボエンジンで、EJ20をベースにボアアップ(ボアを92.0から96.9mm)してSTI専用チューニングが施されている。 当時は自主規制もあり280ps/37.0kgmを発生する
2000年に登場したGD/GG系の2代目WRX STI
2000年に登場したGD/GG系の2代目WRX STI
2002年、丸目から涙目に変わったGD系インプレッサWRX STI
2002年、丸目から涙目に変わったGD系インプレッサWRX STI
ラリージャパンに参戦したペター・ソルベルグのインプレッサWRC。2003年シーズンのペター・ソルベルグは中盤戦から勝利を重ねるようになり、カルロス・サインツ、セバスチャン・ローブ、リチャード・バーンズの4つ巴のチャンピオン争いとなる。最終戦グレートブリテンを迎える時点で獲得ポイントはローブとサインツが63点(勝利数の差でローブが首位)、ソルベルグが62点、バーンズが58点だったが、バーンズはラリー直前に脳腫瘍病に倒れ欠場。グレートブリテンラリー本番ではサインツが初日にリタイアし、ソルベルグとローブの一騎打ちとなる。ソルベルグが持ち前の豪快な攻めでSSベストタイムを連発する一方、ローブはシトロエンのマニファクチャラーズタイトルがかかっていたこともあり、終盤は堅実な走りに徹するようになった。最終結果はソルベルグがシーズン4勝目を果たしローブは2位。獲得ポイントは72点対71点と1点差でソルベルグが逆転し、自身初のワールドチャンピオンを獲得
2005年に登場したGD系のいわゆる鷹の目のWRX STI
2005年に登場したGD系のいわゆる鷹の目のWRX STI
 ペター・ソルベルグの要望で生まれたとされるショートオーバーハングの5ドアと約1年遅れて登場した4ドアセダンをラインアップするGRB型STI。 先代に続きツインスクロールターボを採用した新開発のEJ20は280psの自主規制を超えた308psを発生
ペター・ソルベルグの要望で生まれたとされるショートオーバーハングの5ドアと約1年遅れて登場した4ドアセダンをラインアップするGRB型STI。 先代に続きツインスクロールターボを採用した新開発のEJ20は280psの自主規制を超えた308psを発生
555台の限定抽選販売となった、WRX STI EJ20ファイナルエディション。すでに受注台数は6000台を突破、ノーマルのWRX STIへの購入を勧めているという
555台の限定抽選販売となった、WRX STI EJ20ファイナルエディション。すでに受注台数は6000台を突破、ノーマルのWRX STIへの購入を勧めているという

 2008年12月16日、スバルはWRCの参戦終了を突如発表した。2020年はラリージャパンが復活。その記念すべき前年となる、2019年シーズン、オット・タナクがヤリスWRCでドライバーズチャンピオンを獲得、最終戦(11月14日~)の結果次第ではマニファクチャラーズタイトルをトヨタが獲得する。トヨタとしては最高の栄誉をもって来年のラリージャパンを迎えることができるかもしれない。
 WRCで頂点を極めたトヨタとスバルが今年提携を強化したことによって、場合によってはスバルのWRC参戦もありえる。そんな夢のような話が訪れることを望む!

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