2013年登場のレクサス ISは、そろそろ世代交代の時期。後継車は次世代BEVになるとみられている。当初の予定よりも遅れてはいるが、2027年7月には新たな姿で登場するようだ。さまざまな最新技術を採用したスポーツセダンとなるはずだ!!
※本稿は2025年10月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:レクサス、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年11月10日号
JMS2023で公開されたレクサス ISの後継車登場
ジャパンモビリティショー2023でワールドプレミアされたレクサスの次世代BEV「LF-ZC」は、レクサス ISの後継車という位置付けだが、2027年7月にデビューするという情報が入ってきた。
次世代BEV専用プラットフォームが採用され、新しい生産方式ギガキャスト(大規模一体鋳造)で作られるまったく新しいクルマ。当初2026年内に生産開始としていたが、2027年7月ラインオフが正式に決定したもようだ。
ボディサイズは全長4790×全幅1880×全高1395mmで、ワンモーターの後輪駆動、2モーターの4WDがあり、電気信号で操作するステアバイワイヤが採用される。
また、SDVプラットフォームの「アリーン」を搭載し、オンラインでクルマを進化させるOTA(オーバー・ジ・エア)を基本に、ユーザーの好みに合った自分だけの仕様を構築できるクルマになる。
BEVの特長を活かして、広大な前方視界の確保と圧倒的な空力性能を目指しているほか、ハイパフォーマンスをウリにするクルマになるという情報。RC F販売終了後、初めて「F」を名乗るモデルになる可能性もあるという。
最高出力、航続距離などの確定的な情報はまだないが、ワールドプレミア時に従来のBEVの2倍に当たる1000km程度を目指すと発表しており、そこは死守してくると思われる。また、4WDは前後左右の駆動力をシームレスに制御する「DIRECT4」が採用される。
JMS2025で、より市販車に近いコンセプトカーが公開される可能性が高い。次世代レクサスの本気をじっくり見るチャンスだ。


















コメント
コメントの使い方現行LSが無駄にデカくモデルチェンジしてESへの乗り換えが増したにもかかわらず、新ESがEVバッテリー分の車高をサイズをデカくしてつじつま合わせした愚行を考えれば、デザインの賛否はともかく、エンジン車にはできないEVだからこそのパッケージングの「LF-ZC」は評価したい。
セダンのISはディスコンだよ。