秋の風物詩となりつつあるジャパンモビリティショー。東京モーターショーを含めると長い歴史のあるイベントだが、その間には多くの名車と、多くの「ブッ飛んだ」クルマが登場した。ここでは1981年から1989年の「奇天烈カー」をご紹介する。
※本稿は2025年10月のものです
文:ベストカー編集部/写真:トヨタ、ダイハツ、スバル、マツダ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年11月10日号
近未来のワクワクをカタチに トヨタ FX-1(1981年)
近未来のスポーツカーのあるべき姿を具体化。減衰力とバネ定数が可変制御できるニューマチックサスペンションを採用。搭載された直6ツインターボエンジンには吸気管長を可変できるシステムが備わっている。
●奇天烈度:★★★★☆
小排気量の限界突破 ダイハツ シャレード デ・トマソ 926R(1985年)
WRCへの本格参戦を見据えたシャレード926ターボを大幅チューン。1.0Lのミドシップエンジンを搭載し、イタリア製のパーツで固められた。しかしWRCのレギュレーション変更により夢破れる。
●奇天烈度:★★★★☆
走るワークスペース スバル BLT(1987年)
仕事にも旅行にもピッタリな4WDトランスポーター。BLTは「ビジネス・レジャー・トランスポーター」の略だが、当時はサンドイッチが流行しており「ベーコン・レタス・トマト」のBLTにも引っかけられたなんて噂も。4WSといった先進装備が備わる。
●奇天烈度:★★★★★
クルマ版着せ替え人形 マツダ MX-04 セミカウルシャーシ(1987年)
MXシリーズの一台として登場したMX-04は、ひとつのシャシーでさまざまなスタイルに変身できるモジュラースポーツカー。写真はバギータイプ。
●奇天烈度:★★★★☆
ちょっと大人になって再会!? ダイハツ フェロー90(1989年)
シャレードをベースにコンパクトカーとしてフェローの復活を匂わせたコンセプトカー。Tバールーフを装備した4人乗り。
●奇天烈度:★★★☆☆










コメント
コメントの使い方