日産 キャラバンには、車中泊に使えるモデルとして「マイルーム」と「マルチベッド」が用意されている。どちらも寝られるキャラバンだが、狙いはけっこう違う。マイルームは“部屋ごと出かける”癒やし系。マルチベッドは趣味道具を積んで遊ぶ実用派。似ているようで、選び方はまったく変わってくるのだ。
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産
【画像ギャラリー】キャラバン マイルームとマルチべットの驚きのギミックと内装を画像で徹底比較!(24枚)画像ギャラリーマイルームは“くつろぐ部屋”! 快適性と雰囲気を重視するならこっち
キャラバン マイルームは、単なるベッド付きバンではない。セカンドシートに2 in 1シートを採用し、走行時は前向きのドライブモード、停車時はリア側を向いたリビングルームモード、さらにベッドと組み合わせればベッドルームモードへ変化する。
スライドテーブルを出せば、食事も仕事も車内でこなせる。木目調ルーフパネル、スポット照明、ウッドブラインド、車内カーテンなど、室内を“荷室”ではなく“部屋”として見せる作り込みも魅力だ。2025年12月発売の一部仕様向上モデルでは専用断熱材も採用され、車中泊時の快適性も高められた。
価格はガソリン2WDのプレミアムGXで576万5100円から。ディーゼル4WDのGRANDプレミアムGXでは749万8700円まで上がる。正直、かなり高い。だが、日産純正でここまで部屋感を作り込んだ車中泊仕様を買える意味は大きい。夫婦2人旅、ソロ旅、テレワーク、ホテル代わりの週末旅。クルマのなかで“過ごす時間”を大事にしたい人向けだ。
マルチベッドは“遊びの基地”! 価格と積載性を重視するなら現実的
一方のキャラバン マルチベッドは、もっと道具感が強い。荷室に跳ね上げ式のベッドシステムと、水や汚れを拭き取りやすい硬質素材のフロアパネルを備える。釣り、キャンプ、スキー、サーフィン、自転車など、汚れものや大きな荷物を積む趣味との相性がいい。
ベッドを跳ね上げれば荷室を広く使え、荷物を積んで出かけ、現地ではベッドを展開して休む。オプションの着脱式テーブルを組み合わせれば、車内をリビング的に使うこともできる。マイルームほどの上質な内装や部屋感はないが、そのぶん使い倒しやすいのが強みだ。
価格はガソリン2WDのプレミアムGXで393万9100円から、最上級のGRANDプレミアムGXディーゼル4WDでも520万8500円。マイルームよりかなり手が届きやすい。車中泊もしたいが、主役はあくまで趣味の荷物。汚れを気にせずガンガン使いたい。そんな人にはマルチベッドがしっくりくる。
結論は明快だ。車内でゆったり過ごす時間を買うならマイルーム。趣味道具を積んで遊ぶ実用性を買うならマルチベッド。どちらも車中泊仕様だが、マイルームは“動くワンルーム”、マルチベッドは“遊べる移動基地”。同じキャラバンでも、かなりキャラが違うのだ。
【画像ギャラリー】キャラバン マイルームとマルチべットの驚きのギミックと内装を画像で徹底比較!(24枚)画像ギャラリー


























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