ハーレーダビッドソンは5/5に開催された第一四半期の決算発表にて、2027年以降に投入予定のニューモデルに言及。その中にはなんと! 日本で絶大な人気を誇った空冷スポーツスターが含まれていることが明らかになった。しかも価格は1万ドル程度とアナウンスされている。
シルエットでも明らか。空冷スポーツスターの復活だ!
一時は日本で販売されるハーレーの4割を占めるなど、日本で非常に高い人気を誇っていた空冷スポーツスター。2022年の「フォーティエイト・ファイナルエディション」でその歴史に幕を閉じて以降もその人気は高く、程度のいい中古車にはかなりの高値が付いている。
そんな空冷スポーツスターが復活するというニュースが飛び込んで来た。5/5にアメリカで開催された第一四半期の決算発表にて公開された成長戦略「BACK TO THE BRICKS」にて「2027モデルとして空冷スポーツスターを復活させる」と明言されたのだ。
現在も水冷Vツインのレボリューション・マックスエンジンを積む「スポーツスターS」は存在するが、発表されたスライドには「THE RETURN OF SPORTSTER」「Air-cooled engine」という文章が躍り、発表されたシルエットも2004年に登場した、エボリューションエンジンをラバーマウントするスポーツスターそのもの。
さらに資料には「手頃な価格帯(1万ドル)」との文章もあり、価格面も期待できそうだ。

ハーレー本社が発表した資料。特に注目は赤矢印部分。「Attainable price point($10k)=実現可能な価格帯(1万ドル)」や「Air-cooled engine」といった文章に注目して欲しい!

こちらは2021モデルのスポーツスター・883アイアン。シングルシートとダブルシートなどの違いはあるが、空冷V2エンジンのシルエットやエアクリーナー、タンクやサイドカバー、マフラー形状など、ほぼそのままだ。

ちなみに冒頭の画像を明るくしてみると…空冷エンジンのフィンやシングルディスクといったディテールも明らかに。フロントウインカーはハンドルマウントからフォークマウントとなり、リヤフェンダー形状もやや異なる。
復活するのは“パパサン”か?!
この復活版スポーツスターだが、資料の別ページには「既存の投資を活用」「新たなプラットフォームへの投資はしない」といった説明が並ぶことから、車体や足回り、そしてもちろん45度のバンク角や4カムOHVの2バルブといったエンジンの基本構成は踏襲しつつ、ユーロ5+などの最新規制に適合させると思われる。
ちなみに従来型の空冷スポーツスターには1202ccと883ccの2モデルが存在していたが、決算発表でのやり取りを聞く限りでは価格重視のエントリー車を指向しており、それは883になるだろう…といった発言も。スポーツスターは1200と883それぞれに個性があり、好みも二分されていたが、このあたりは今後の発表を待ちたい。
近年のハーレーは販売台数の減少やディーラー収益性の低下などに苦しんでおり、その打開策として低価格モデルの拡充に力を注ぐ…というのが「BACK TO THE BRICKS」の概要。空冷スポーツスターの復活とともに、1万ドル未満の油冷エンジンモデル「スプリント」の導入も予告されており、こちらはシルエットを見る限り、インドなどで展開される単気筒モデル「X440」のバリエーション車となりそうだ。
両モデルともに正式な導入時期や市場は未定だが、日本で絶大な人気を誇った空冷スポーツスターだけに、発表されれば日本市場への導入は間違いないだろう。丸目ネオクラシックモデル全盛の日本市場に、古くて新しい刺客が登場することになりそうだ!
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/532584/
【速報】空冷スポーツスターが復活する! 2027モデルでの再登板をハーレーダビッドソンが明言【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/532584/532602/

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