■タクシーもラッピング!
今回は時間が合わなかったので、伊豆三津シーパラダイスから西浦まではタクシーを利用した。沼津市の内浦といえばアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台にもなった場所で、現在でも絶え間なく聖地巡礼にファンがやってきている。
その作品の1つ「幻日のヨハネ」デザインのラッピングタクシーに乗車した。運転手から快く了解を得てタクシーの撮影も完了した。
■住んでいる人がうらやましい!
西浦で昼食を取った後は沼津市内へ戻る。しかし沼津駅方面へ向かうバスがない。朝と夕方のみの設定で、10時~14時台にバスはない。「木負農協」バス停まで行くと始発の沼津駅行きがあるので、徒歩で向かうことにした。
平沢には「らららサンビーチという人工の海浜施設があり、夏は海水浴場として観光スポットになっている。この時期はまだ海開き前なので人影はなかったのが幸いして海越しに綺麗な富士山を眺めることができた。普段から富士山を見ているわけではないので、絶景を目の当たりにすると、居住者がうらやましい。
沿岸沿いに富士山を見ながら30分ほど歩き、なんとか「木負農協」バス停までたどり着いた。幸いバス停にはバスが停車していて、時刻表を確認してみると、数分で発車というところだった。苦労して歩いたので、ここからはバスで楽に沼津駅まで戻ることにした。
■絶景で命の洗濯なるか?
乗客は筆者1人だけである。帰りも晴天の下で駿河湾の景色と素晴らしい富士山を堪能できた。徐々に人が増えていき、終点の沼津駅に到着する頃には立席が出るほど混雑した。1時間弱の運行を終えたバスは回送となり、ロータリーの向こうへと消えていった。
今回は沼津駅から内浦・西浦を巡るバス旅をお届けした。日本には各地に絶景があり、それぞれに魅力がある。特に富士山の眺望は右に出るものがないほどの素晴らしさだ。
筆者が沼津に行った際には内浦、西浦から海越しの富士山を見るが、何度見ても飽きることのない、ここでないと見れない景色だ。そんな絶景をバスの車窓から眺め続けられるのはぜい沢の極みである。四季折々に見せてくれる日本一の風景を見て命の洗濯をしてみてはいかがだろうか。
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