2018年10月10日、東京のお台場にあるメガウェブにWEC(世界耐久選手権)に参戦するトヨタGAZOOレーシングのドライバー6名が集結した。
ファンとの交流、そしてグランツーリスモでお互いに勝負をするという。10月14日に近づいたWEC富士6時間耐久レースへの意気込みも聞いてきたぞ。
文/写真:ベストカーWeb編集部
■「TS050のパワーは凄いものがある」とアロンソ選手
いよいよ2018年10月14日に迫ったWEC(世界耐久選手権)富士ラウンド。2018年のル・マンウィナーであるトヨタGAZOOレーシング(TGR)にとって、凱旋レースにもなる大切な一戦だ。
今回お台場のMEGAWEBにTGR WECドライバーが集まったのは、ファンとの交流イベントへの出席のため。
ドライバーは中嶋一貴や小林可夢偉の日本人ドライバー、フェルナンド・アロンソ、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス、セバスチャン・ブエミだ。
会場には200名ほどの抽選で選ばれたファンが集い、ドライバーたちとの交流を深めた。
特に2018シーズンの注目は現役F1ドライバー(マクラーレン)のフェルナンド・アロンソ選手の参戦だろう。
やはりスーパースターだけあって注目度も抜群だ。自身がWECで乗るトヨタのTS050について聞かれたアロンソ選手はこう答えた。
「F1に乗っているとその圧倒的なパワーに驚かされます。しかしTS050も同様に1000馬力を超えるシステム出力は凄いものがあるんです。富士も楽しみだよ」。
小林可夢偉選手もこう続いた。
「富士スピードウェイをいま走るマシンで一番早いのがTS050です。最終コーナーからの立ち上がりで加速していく姿はぜひ見てほしいです。100Rも全開ですからね」。
世界屈指の耐久レースであるWECを間近で見られるチャンス!! お時間あればWEC観戦もいかがだろうか?
■グランツーリスモでもアロンソ最強説は本当か!?
そしてお待ちかね、6人のドライバーによるグランツーリスモ対決。予選を経て決勝の舞台はサルト・サーキット。マシンはTS050だ。
ここで意地を見せたのがやっぱりアロンソ選手。鬼のようなブロッキングを見せつけ、トップのままゴール。
なんせWECのレースウィークは時間さえあればグランツーリスモでタイムアタックをしている6人とあって、その実力はかなりのもの。
それだけ実車にも近い感覚をこのゲームが持っているということだろう。世界最高峰のレーシングドライバーによるグランツーリスモ対決、映像でお楽しみ下さい!!
【WEC富士の詳細】
大会名称:FIA 世界耐久選手権第4戦 富士6時間耐久レース
日時:2018年10月13日(土) 予選 / 同10月14日(日)決勝
開催場所:富士スピードウェイ(静岡県)
チケットなど詳細は公式ホームページから!!
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