■CX-50ハイブリッドの日本導入はあるのか?
さて、トヨタのTHSIIを積んだCX-50の北米での販売は2024年後半からスタートするが、日本導入はあるのか? 残念ながら、CX-50自体が北米と中国市場(長安マツダ)に向けたモデルなので、日本市場で販売する予定はいまのところまったくない。
トヨタとマツダは2015年の業務提携以降、先進技術、合弁工場、販売金融などさまざまな分野で協業しているが、今回のTHSIIのマツダへのOEM供給もその一環となる。そのほか、ヤリスの1.5Lハイブリッドを搭載したマツダ2も2022年春から欧州で販売されているのもご存じのとおり。
マツダは2030年に向けた中期経営計画で、2022年から2024年にかけて、ラージPHEVを中心に展開し、今後の主力はPHEVとBEVとみており、2025年から2027年にかけて新しいBEVを開発し、軸足をEVに移す開発強化期間とし、2028年から2030年にはBEVの本格導入期間としている。
つまりトヨタのTHSIIが日本市場で販売されているCX-5やCX-60、そして今後発売予定のCX-80に搭載される可能性は低いといえるだろう。
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