新型C-HR発表! ハンマーヘッドに3色ボディカラーが凄すぎるカッコよさ! 日本発売は2023年夏頃か

新型C-HR発表! ハンマーヘッドに3色ボディカラーが凄すぎるカッコよさ! 日本発売は2023年夏頃か

 2016年12月に登場したトヨタのコンパクトSUV、C-HRは、近未来的なデザインで一気にユーザーの心を掴み、大ヒットしたC-HR。

 そのC-HRの次期型と目されるのは2021年12月に「BEVに関する説明会」で披露されたスモールクロスオーバーの「スモールSU BEV」。その後、発展形と言えるデザインがオーストラリアの特許庁に登録された。

 そして、2022年12月5日、トヨタヨーロッパが「C-HRプロローグ」という、コンパクトSUVのスタディモデルを発表した。

 今回発表されたC-HRプロローグとはどんなモデルなのか? BEVに関する説明会で発表された「スモールSU EV」や特許庁に意匠登録されたモデルと、どう違うのか?

 さらに新型C-HRはいつ発売されるのか、いまわかっている情報すべてをお伝えしていこう。

文/ベストカーWeb編集部
写真/トヨタ、ベストカーWeb編集部、オーストラリア特許庁

【画像ギャラリー】新型C-HR発表! あっと驚く為五郎! 市販型はどうなる? 写真をチェック!(7枚)画像ギャラリー

■新型C-HRは現行以上に大胆で尖がったデザイン

トヨタヨーロッパが発表したC-HRプロローグ。現行以上に大胆なデザイン!?
トヨタヨーロッパが発表したC-HRプロローグ。現行以上に大胆なデザイン!?

 現行C-HRが登場した時は、誰もがその大胆なデザインに驚いた。そして、今回発表された「C-HRプロローグ」を見る限り、2代目も挑戦的かつ大胆なデザインで登場しそうだ。

 前モデルが尖がっていると、2代目をどうするか悩ましいところだが、写真を見る限り、アグレッシブに攻めてきたのがわかる。デザインを手がけたのは、南フランスにあるトヨタ欧州デザイン開発本部ED2。

シルバーメタリック、ブラック、サルファーという3色で攻めてきた
シルバーメタリック、ブラック、サルファーという3色で攻めてきた

 現行C-HRのDNAを受け継ぎながら、野心的、挑発的かつ、より洗練された大胆さを表現。最新トヨタデザインの流儀であるコの字型ヘッドライトに、外側をブラックアウトした大開口グリルは迫力満点。

トヨタのデザインアイコンであるキーンルックを採用し、2016年12月に登場したグローバルモデル「C-HR」
トヨタのデザインアイコンであるキーンルックを採用し、2016年12月に登場したグローバルモデル「C-HR」

 まるでシュモクザメが獲物を襲う時のような、あんぐりと口を開けてこちらに向かってくるようなイメージで、プレスリリースでは「ハンマーヘッド」と呼んでいる。

資料によるとフロントマスクは「ハンマーヘッド(和名:シュッモクザメ)」と呼んでいる
資料によるとフロントマスクは「ハンマーヘッド(和名:シュッモクザメ)」と呼んでいる

 21インチはありそうな大径ホイールと塊感のある筋骨隆々としたボディサイドの後方を見ると、ブラックに加えてルーフ後端のスポイラーにはゴールドもしくはグリーン(?)に塗られているのがわかる。

 資料によると、メタルシルバーに、リアドア以降、リアゲート、リアバンパーがリサイクルカーボンブラック、そしてルーフ後端およびフロントスポイラーの一部、リアディフューザーの一部がサルファー(資料にはsulphur=硫黄。明るい淡黄色)の3色と書いてある。

 すでに欧州で販売されているコンパクトカーのアイゴにも負けず劣らずの大胆、チャレンジングなデザインで、「C-HRはやっぱりデザインで驚かせてくれなくては」という期待に応えてくれそうだ。

2021年12月の「BEVに関する説明会」で披露された「スモールSU EV」
2021年12月の「BEVに関する説明会」で披露された「スモールSU EV」

 では2022年12月の「BEVに関する説明会」で披露された「スモールSU EV」と、オーストラリア特許庁で意匠登録されたモデルとの相関関係はどうなのか?

 今回のC-HRプロローグは「スモールSU EV」を発展させたスタディモデルで肉厚感はそっくり。より市販型に近く、細部を煮詰めてきたという印象。

オーストラリアの特許庁に登録された新型C-HRと思われるデザイン。ハニカム構造のグリルやヘッドライト、ドアノブ、アルミホイールなど、スモールSU EV、C-HRプロローグに比べ、より市販型に近いように思える。推測の域は出ませんが……
オーストラリアの特許庁に登録された新型C-HRと思われるデザイン。ハニカム構造のグリルやヘッドライト、ドアノブ、アルミホイールなど、スモールSU EV、C-HRプロローグに比べ、より市販型に近いように思える。推測の域は出ませんが……

 あくまでも勝手な推測だが、これをさらに煮詰めたのがオーストラリア特許庁に登録されたモデルではないだろうか。フロントグリル内のハニカムグリルやフォグランプ、アルミホイールなど細部を見ていくと、2つのモデルに比べ、より現実的で、このままで発売されてもおかしくない仕上がりとなっているからだ。もちろん、推測の域を出ていないが……。

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