自動車情報誌「ベストカー」
「あこがれは、その胸に。」30ソアラ3.0GTを、当店では、本当に久しぶりに入庫いたしました。皆様ご存じの通り、ネオクラシックカーは高騰が止まりません。30ソアラも例外ではなく、走行距離が少なく、
コンディションが悪くない個体はとんでもない金額になっております。修復歴がある個体でも、「一体何が起きたの?」と、驚きを隠せない金額になっておりましたが、私は諦めることなく探し続けました。
約3年の月日が経ちましたが、ようやく「昭和らしい1台。」を見つける事が出来ました。しかし、最初にお伝えしなければならない事があります。今回の30ソアラは、平成12年のモデルであります。
今から約24年前のモデルになります。「カッコいいから乗ってみるか?」の軽い気持ちでは、必ず後悔いたします。オーナー様自ら行動に移し、部品のストック、トラブルが起きた際に、見て頂ける整備工場探しなど、
大変な場面がいくつもあります。決して冗談ではなく、本当に必要なのです。年式の新しいお車のように、簡単には乗れない1台になっております。「年式の古い車は、どういったリスクがあるのか?」
十分にご理解頂いてから、ここから先の説明文をご覧になり、ご検討頂けると幸いです。30ソアラは3代目として、前期モデルは1991年にデビューをいたしました。海外ではレクサスSCとして販売が開始され、
ラグジュアリークーペらしい、インテリアの豪華さ、そして、全長4900mmの堂々とした佇まいが魅力的なモデルです。後期モデルでは、4リッターV8エンジン「1UZーGTE」のグレードは廃止されましたが、
2.5リッター1JZツインターボモデル、「2.5GT-T」3リッター2JZモデル、「3.0GT」2.5リッターには、Lパッケージ、3リッターにはGパッケージの上級グレードをラインナップされており、
十分にラグジュアリークーペらしい余裕のある走りを提供してくれます。今回の30ソアラは「3.0GT Gパッケージ」をチョイスいたしました。2.5GT-Tのパワフルなエンジンも魅力的ではありますが、
30ソアラの気品あるデザインには、少々過激過ぎだと考え、3リッター大排気量エンジンで、ゆったりと、ジェントルにクルージングを楽しむのがラグジュアリークーペらしいと私は思い、3.0GTを選びました。
3.0GTには、2JZエンジン、3リッターツインカム、225PS、トルク29.0kg-m、を搭載されており、十分過ぎるスペックであり、歴代ソアラを考慮すれば、ソアラらしいグレードと私は思います。
インテリアに目を向けると、運転席、助手席を包み込む本木目パネル、抑えの効いたインテリアではありますが、コストの掛かった豪華インテリアが、ラグジュアリークーペらしい非現実の時間へと誘っております。
ドライバーズシートに身体を預け、キーを捻ると、「スペースビジョンメーター」が輝き、ソアラが目を覚まします。3リッターではGパッケージのみの本革ステアリングも「高級」を演出しております。
足回りは、安定性、しなやかな乗り心地を両立するため、高性能サスペンション、4輪ダブルウィッシュボーンを装着し、インテリア共々、コストの掛かったソアラは、初代10ソアラのキャッチコピーである、
「未体験ゾーンへ。」の血統を受け継ぎ、ライバル車を寄せ付けない豪華装備も、ソアラならではの特徴であります。現代の車では、1000万円クラスの高級車でも、30ソアラの造りには敵わない部分があるでしょう。
入庫後、室内クリーニングはもちろんですが、ドアの隙間、ボンネットフード裏、エンジンルームなど、手の届く範囲内は、全てクリーニングをしております。ボディに関しましても、磨き業者様にお願いをし、
ボディを全磨き後、目立つ傷などをチェックし、補修をいたしました。最後にガラスコーティングを丁寧に施工致しましたので洗車も楽になり、ボディの輝きも一層増しております。これが、「昭和基準」なのです。
適当に仕上げた方がもちろん簡単ですが、「車が好き。」だからこそ、どれだけ綺麗でも、ここまで愛情を込めて仕上げをいたします。しかし、新車ではありませんので、常識の範囲内でお願いいたします。
整備に関しましては、4万キロ台ではありますが、タイミングベルト、ウォーターポンプエンジンオイル、エレメント、パワステオイル、ブレーキフルード、ロングライフクーラントまで全て交換致します。
そして車検時に、ファンベルト等のベルト類、足回りのブーツ類、ブレーキパッドの残量もチェックし2年もたないと判断しましたら 新品に交換致します。整備の土台をしっかりすることで、少しでもトラブルのリスクを
減らしたいので、ここまで整備をいたします。しかし、ほぼ25年前の車なので、トラブルが起こる可能性は、もちろんですが高いです。車=壊れない。と言うお考えをお捨てになってから、ご検討頂けると幸いです。
先ほどもお伝えいたしましたが、約24年前の個体になります。これから先、ノートラブルで所有出来る可能性はとても低いです。しかし、30ソアラのエレガントなスタイルは、いつの時代も色褪せる事はないでしょう。
この車を販売している「おもしろくるま館 昭和」がどんな店か 是非ご理解頂く為にも 当店のホームページを是非ご覧になってみて下さい。携帯電話でご覧になっていらっしゃる方はグーグル、ヤフーなどで
「おもしろくるま館 昭和」で検索して頂ければ見れます。若しくはhttp://syouwa.gozaru.jp/からご覧になってみて下さい。車を購入する時に 気を付けなければいけないこと、
良い店と悪い店の簡単な見分け方爺と婆の楽しい納車旅行のブログなど毎日150人近くの方がご覧になっていらっしゃいます。真面目にやっている店だからこそ ろくでもない販売をしている店の悪い販売方法などを
お伝え出来ます。(自分もやってたら言えないでしょ)まぁ ビールでも飲みながらご覧になってみて下さい。当店の在庫は35台位在りますが なかなか全車の掲載は難しく作業が追いつきません
「こんな車が欲しい。」とか 「この車はどうだろう?」などの ご相談も遠慮なくして下さい。私はしつこい営業の電話など一切致しません。それは自分がされたら 嫌な気持ちになりますからね。(*^_^*)
それと しつこい営業などしてまで販売する気が無いからです。私が、雪の降らない地域を限定して フルノーマルの車を 自社でカスタムして販売しております。 そりゃ 30年前の車で30年間車高を
落として乗ってたら ベースの車のフレームは ボロボロでしょう。だからフルノーマルの車しか仕入れません。その車を1番格好いいと思える仕様に仕上げて販売しているから 遠方の方でも 納車時に車を確認して頂き
私が嘘をついて販売したと お客様がご判断されましたら その場でキャンセル!」のお電話を入れて下さい。 往復の陸送費は ご負担頂きますが その他のお支払い頂いた金額は全て返金致します。
もちろん当店はマイナスになりますがそんなことを言われるような仕上げは致しておりません。ご来店されたお客様が 「車が綺麗ですね」と おっしゃって下さいます。それが当店の自慢であり
「おもしろくるま館 昭和」をスタートさせた8年前から 私が望んでいた車屋の姿なんです。見た目だけでなく 説明文に記載している整備内容は 一切手を抜くことなく ちゃんとしてお届けいたします。
当店は そう言った見せたくない部分をあえて掲載致しております。それがお客様を騙さない 昭和の営業方法です。とにかく汚くなる部分まで徹底的に仕上げてるってことですよ。自慢ですけどね。(笑)
当店の車は通常3万円から15万円するガラスコーティングを全て施工してお届けいたしますので 汚れたら洗車機に通していただければ綺麗にピッカピカになります。屋根付き車庫が無いお客様には嬉しいサービス!!
長々とした説明文をお読み頂きましてありがとうございました。少しでもこの車の良い所悪い所を説明させて頂こうと記載しております。他店との根本的に違う愛車精神をご理解頂けると嬉しい。ありがとうございました
おもしろくるま館 昭和
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車両本体価格(非課税)