●記事に戻る│小粒でもピリリと辛い! 日本には今こそ「ボーイズレーサー」が必要だ!
■ホンダ 3代目シビックSi(1984年)
■日産 初代マーチスーパーターボ(1989年)
■トヨタ 3代目スターレットターボ(1986年)
■スズキ 2代目カルタスGT-i(1988年)
■トヨタ AE86型カローラレビン/スプリンタートレノ(1983年)
■ホンダ 2代目CR-X SiR(1989年)
■トヨタ AE92型カローラレビン/スプリンタートレノ(1987年)
■ダイハツ 4代目シャレードデ・トマソ(1993年)
■三菱 4代目ミラージュサイボーグ(1992年)
■ダイハツ YRV(2000年)
■スズキ 2代目スイフトスポーツ(2005年)
■ホンダ CR-Z(2010年)
■元気のよさが嬉しかった“オレたちのクルマ”たち
(TEXT/永田 恵一)
歴代の日本車ボーイズレーサーを振り返ると大きくふたつのジャンルにわかれる。ひとつは現在のコンパクトカーに相当するスターレットやマーチなどのスポーツモデル。
このクラスのスポーツモデルは過給機つきも多かったのに加え、1990年代までは動力性能にクルマが追いついていないものも少なくなかったが、それはそれで楽しかった。
もうひとつはレビン&トレノ、シビック、ミラージュが御三家だった現在のCセグカーのスポーツモデルだ。このクラスのエンジンは1.6L NAが中心で、価格も乗り出し200万円といったところだったので、無理なく買えるエントリーカーでありながら、「リアドアがない以外これ1台でOK」という実用性の高さも魅力だった。
近年のボーイズレーサーはコンパクトカーのスポーツモデルが基本で、モデルが減っているのは事実だ。しかし、現在でもやり方次第でいくらでも楽しめると思う。