あ~あ。次の人生では大金持ちになって、スーパーカーみたいなクルマに乗りたいなぁ……と思っている人に、実はある提案がございます。来世こそ……などと言わず、目標を絞りに絞って、いまこの時に極楽を味わおうではないか!! ということで、ここでは「運転する歓び」が味わえる中古車に的を絞って理想郷を探す!!
※本稿は2024年9月のものです
文:伊達軍曹/写真:マツダ、スズキ、ホンダ、トヨタ、スバル、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年10月10日号
■中古車であればさらに選択の幅は広がる
世の中には中古車を嫌う人も少なくないが、もしもそこに偏見がないのであれば、ドライビングプレジャーによる即身成仏達成の可能性は圧倒的に高まる。
もちろん中古車でも“すべて”を求めようとすると結構な金額が必要になる。
しかし、「狭くてもいい」「多少古くても整備が行き届いてればOK」あるいは「アンダーパワーでも、結果として運転が楽しいならばノープロブレム」的に考えることができるのであれば、総額200万円台までの予算であっても、即身成仏は普通に可能だ。
好みは人それぞれだろうが、個人的には総額200万円前後の初代マツダ ロードスターで昇天したいと考えている。
【画像ギャラリー】目標を絞って一歩踏み出せばそこはユートピア!! 運転する歓びが堪能できる中古車を探す!!(32枚)画像ギャラリー■マツダ ロードスター〈初代〉(中古車相場:70万~480万円)
世界に衝撃を与えたマツダ ロードスターの初代モデル。中古車相場は高騰してしまったが、それでもまだ総額200万円前後で状態よしな一台が見つかる。
●5段階評価
・ドライビングプレジャー:5
・居住性:1
・燃費:2
・デザイン性:5
・悪路性能:1
■スズキ アルトワークス〈5代目〉(中古車相場:80万~290万円)
すべての要素を「走ること」にフォーカスして開発された、専用設計の5MTを搭載する痛快軽スポーツ。相場は上下に幅広いが、総額100万円台前半で普通にイケる。
●5段階評価
・ドライビングプレジャー:5
・居住性:2
・燃費:3
・デザイン性:1
・悪路性能:1
■ホンダ S660(中古車相場:110万~470万円)
専用開発されたボディのミドに直3ターボを置き、後輪を駆動する軽スポーツ。総額100万円台後半で状態よしな6MTが見つかるはず。
●5段階評価
・ドライビングプレジャー:4
・居住性:1
・燃費:3
・デザイン性:3
・悪路性能:1
■トヨタ 86/スバル BRZ〈初代〉(中古車相場:110万~370万円)
スバルとトヨタが共同開発したFRスポーツの初代。狙い目は2016年7月のマイナーチェンジを経た後期型で、価格の目安は総額240万円前後。
●5段階評価
・ドライビングプレジャー:4
・居住性:2
・燃費:2
・デザイン性:2
・悪路性能:1
コメント
コメントの使い方日本は本当に恵まれています。更に世界有数の走行体験と技術向上を得たければ現行BRZ/GR86があり250万~買えるのですから