独特なフォルムとキャンバストップが魅力的なイタリアが誇る自動車メーカーフィアット。その新型EVとなる「600e」がついに日本へ上陸した。そこで今回は、500eとはまた違うプラス100の魅力を余すことなくお届けしよう。
※本稿は2024年9月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ステランティス
初出:『ベストカー』2024年10月26日号
■500よりも広い室内空間が魅力
フィアットブランドでは、500eに続く新型BEV第2弾となる「600e(セイチェント イー)」が日本に上陸した。
600eはフィアットのアイコン的存在である500よりもひとクラス上の、Bセグメントとなるコンパクト電動SUV。初代600や500eからインスピレーションを得たという丸みを帯びたデザインに加え、500よりも広い室内空間を持つなど実用性の高さが大きな魅力となっている。
プラットフォームは新型のコンパクトモデル用「CMP」で、普通充電および急速充電に対応する容量54kWhのリチウムイオン電池を搭載。モーターは156ps/27.5kgmを発生して前輪で駆動。一充電走行距離は493km(WLTCモード)となっている。
運転支援機能も充実していて、アダプティブクルーズコントロール、360度パーキングセンサー、レーンポジションアシストなどを標準装備。価格は585万円(1グレードのみ)。
なお、欧州で発売されている600の1.2Lマイルドハイブリッド車は2025年春に導入。こちらも注目だ。
■ルパンとコラボの500が発売!
アニメ「ルパン三世」とコラボした特別仕様車「500/500Cスペシャルエディション」も発売。価格は259万円から。
●フィアット 600e La Prima 主要諸元
・全長×全幅×全高:4200×1780×1595mm
・ホイールベース:2560mm
・車両重量:1580kg
・最高出力:156ps/4070-7500rpm
・最大トルク:27.5kgm/500-4060rpm
・駆動方式:FF
・一充電走行距離(WLTC):493km
・総電力量:54.06kWh
・タイヤサイズ:215/55R18
・価格:585万円
※フィアット 600eは65万円のCEV補助金を受けられる
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