現行フリードの登場は2024年6月。登場から時間が経ち、中古車市場でも少しずつ流通が増えてきた。では、いま中古で狙うなら価格のこなれた先代か、それとも装備が進化した現行か。価格差と安全装備、子育てファミリーの使い勝手から考える。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、ホンダ、アクセス
【画像ギャラリー】エアロパーツカッコ良すぎ! フリード モデューロXは一味違うミニバン!? 下回りショットもあるぞ!(16枚)画像ギャラリー先代フリードは価格の安さが魅力 狙うなら2022年以降の後期型だ!!
中古フリードを安く買うなら、やはり先代が強い。中古車サイトを確認すると、2016年9月~2024年5月生産の先代フリードは中古車平均価格がおよそ180万円台。現行型は平均価格がおよそ300万円台前半で、ざっくり100万円以上の差がある計算だ。現行型は2024年6月以降のモデルだけに、登録済未使用車や高年式車が中心。中古車らしいお得感は、まだ先代のほうが大きい。
先代で特に狙いたいのは、2022年6月以降のモデルだ。ホンダはこの時期の一部改良で、運転席・助手席シートヒーター、コンフォートビューパッケージ、ロールサンシェードなどを標準装備化し、撥水・撥油加工のFABTECTも採用した。子どもの食べこぼしや雨の日の乗り降りを考えると、この差は大きい。
中古車サイトでは、2022年6月以降の後期型は平均価格がおよそ230万~250万円あたり。安さだけなら2016~2019年式もあるが、装備と年式のバランスなら後期型が本命だ。
また、2019年10月のマイナーチェンジ以降はHonda SENSINGが全タイプ標準装備となり、CROSSTARも追加された。アウトドア感のある見た目を選べるうえ、安全装備の安心感も高い。中古で選ぶなら、最低ラインは2019年10月以降。予算に余裕があるなら2022年6月以降。これが先代フリード選びの現実的な答えだ。
現行フリードは高いが装備が濃い。長く乗るならベストバイ候補
では現行フリードは割高なのか。価格だけ見ればそうだ。ホンダ公式サイトによると、現行フリードの新車価格は262万3500円~360万2500円。中古車サイトでも平均価格はおよそ300万円台前半のため、先代後期の上物と比べても数十万円の差が出やすい。
ただし、装備内容はかなり濃い。現行型は全タイプにHonda SENSING、両側パワースライドドア、スライドドア・イージークローザー、予約ロック、FABTECT、ロールサンシェードなどを標準装備する。
電子制御パーキングブレーキとオートブレーキホールドも標準で、毎日の送迎や渋滞時のラクさは先代より明確に上だ。安全運転支援も渋滞追従機能付ACC、車線維持支援システム、トラフィックジャムアシストなどを含む。
さらに現行型は、3列シートのAIR系とCROSSTARに加え、5人乗りCROSSTARも選べる。子育て中は3列、荷物や車中泊重視なら5人乗りという選択肢の広さも魅力だ。WLTCモード燃費はe:HEVで21.1~25.6km/L、ガソリン車で14.4~16.5km/L。先代のハイブリッドは1モーター式i-DCDだったが、現行は2モーターハイブリッドのe:HEVとなり、走りの滑らかさも進化している。
結論は、短期で安く乗るなら先代後期、長く乗るなら現行だ。ベストバイは予算250万円前後なら2022年6月以降の先代ハイブリッドGまたはCROSSTAR。300万円超を許容でき、先進装備と満足感を重視するなら現行AIR EXまたはCROSSTAR。
中古フリード選びで後悔しないコツは、年式より「2019年10月以降か」「2022年6月以降か」を見ることだ。価格差以上に、日々の使い勝手が変わるポイントだからだ。
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